◎中国海軍艦艇の動向について
令和6年3月31日(日)午後2時頃、海上自衛隊は、対馬(長崎県)の北東約50kmの海域において、同海域を南西進する中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻(艦番号「576」)、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「123」)及びフチ級補給艦1隻(艦番号「903」)の計3隻を確認した。
その後、これらの艦艇が対馬海峡を南西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。
なお、これらの艦艇のうち中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻(艦番号「576」)及びフチ級補給艦1隻(艦番号「903」)の計2隻は、16日(土)に対馬海峡を北東進したものと、中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「123」)は、16日(土)から17日(日)にかけて対馬海峡を北東進したものとそれぞれ同一である。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第3ミサイル艇隊所属「おおたか」(佐世保)及び第4航空群所属「P-1」(厚木)により、警戒監視・情報収集を行った。