◎ポーランド接近ミサイル撃墜検討 ロシアのウクライナ攻撃で―NATO
【ワルシャワAFP時事】ポーランド外務省高官は26日、経路を外れてポーランド国境に接近し過ぎたロシアのミサイルを迎撃できるかどうか北大西洋条約機構(NATO)が検討していると明らかにした。地元ラジオで語った。
ポーランド政府は24日、ウクライナ西部に向けて発射されたロシアの巡航ミサイルが、ポーランド領空内を39秒間飛行し、対ウクライナ国境から約2キロ地点を通過したと発表した。
外務省高官は、NATO内では「ミサイルが加盟国の国境にあまりに近づき過ぎた際に撃墜する」ことを含め、さまざまな構想が検討されていると説明。ただ、「ウクライナ側の同意の下、国際的影響を考慮した上で生起する事態だ」とも指摘した。