金正恩総書記が西部地区砲兵部隊の射撃訓練を指導 | すずくるのお国のまもり

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◎金正恩総書記が重要火力打撃任務を受け持っている西部地区砲兵部隊の射撃訓練を指導

 

 

【平壌3月19日発朝鮮中央通信】党中央が点じた訓練革命の炎の中で国家防衛力を全面的に打ち固めるための戦闘力強化訓練の強力な砲声が全軍の訓練場ごとで連発的に響き渡っている激動的な時期に、わが軍隊の新世代の核心打撃手段の一つである超大型ロケット砲を装備して重要火力打撃任務を受け持っている西部地区砲兵部隊の射撃訓練が行われた。
 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が3月18日、当該部隊管下火力区分隊の一斉射撃訓練を直接指導した。
 朝鮮労働党中央委員会の金正植副部長と朝鮮民主主義人民共和国ミサイル総局の張昌河総局長が、訓練を講評した。
 訓練は、600ミリロケット砲兵区分隊の不意の機動と一斉射撃を通じて兵器システムの威力と実戦能力を実証し、ロケット砲兵の戦闘士気を増進させ、動員態勢を点検して向上させるのに目的を置いて行われた。
 わが党の直接的な発起と指導の下、世界唯一の超強力兵器として世界に出現した超大型ロケット砲で初めてとなる中隊単位の一斉射撃の様子を示威することになった砲兵の胸は、最強の国家防衛力をしっかり打ち固め、軍事力強化の火線の道を絶え間なく歩み続ける金正恩総書記に完璧な訓練成果をもって喜びと満足を与えるという大いなる熱望と戦闘的士気で満ち溢れていた。
 敬愛する金正恩総書記は、火力陣地を見て回りながら自動火力指揮操縦システムを調べ、発射台車の戦闘展開時間と戦術的諸元などを確かめ、砲兵の火器操作法を注意深く見た。
 金正恩総書記は、監視所へ移動して超大型ロケット砲兵中隊の射撃訓練計画に対する報告を受けて、訓練を行うよう指示を与えた。
 中央監視所から射撃号令が下されると、超大型ロケット砲兵中隊の戦闘員は「一当百」砲兵の自信に満ちて一斉にせん滅の砲門を開いた。
 雷のような爆音が天地を揺るがす中、鋭い鋼鉄の砲身から溶岩のように激しく噴き出た重々しい超大型ロケット砲弾が、敵撃滅の勢い強くせん滅の火炎を吐いて目標に向けて力強く飛び立った。
 訓練に参加した砲兵は、優れた実戦能力を身につけた百発百中の名砲手に準備する日々に、砲兵戦争準備完成の猛烈な訓練の中で無敵の戦闘実力を全面的に打ち固めてきた自分らの立派な名射撃術を力強く誇示し、迅速かつ徹底した戦闘動員態勢を余すところなく見せた。
 敬愛する金正恩総書記は、砲兵が不意の戦闘任務の遂行で高い機動力と正確で強い打撃力を見せたことに大きな満足の意を示し、軍人のみんなが世界最強の朝鮮式超大型ロケット砲兵器システムに完全に精通しており、確たる臨戦態勢で戦闘的威力を一層強化していることを高く評価した。
 中隊一斉射撃の後、超大型ロケット砲弾による目標上空の設定高度での空中爆発模擬試験も行われた。
 敬愛する金正恩総書記は、圧倒的な軍事力を抑止力として武力衝突と戦争の可能性自体を完全に取り除き、わが国家の平和と安定、主権をしっかり守るという強い意志を披歴し、砲兵武力強化と砲兵戦争準備完成のための重大戦略課題を提示した。
 金正恩総書記は、新しく装備された超大型ロケット砲が戦争の準備において占める地位と役割が大変重要であると強調し、600ミリ超大型ロケット砲は他の効果的で破壊的な攻撃手段とともに、わが武力の核心中枢打撃手段としての戦略的任務を遂行するようになるだけに、それを中核として砲兵武力の近代化を引き続き力強く進めなければならないと述べた。
 金正恩総書記は、敵に武力衝突が発生し、戦争が起きるなら災難の結果を避けられないという認識を一層固めさせる必要があると述べ、今後、われわれはわが軍隊が保有した破壊的な攻撃手段が常時、敵の首都軍事力構造を崩壊させられる完備した態勢をもって戦争の可能性を遮断し、抑止する自分の使命の遂行に一層徹底すべきであると語った。
 金正恩総書記は、超大型ロケット砲兵中隊の数を引き続き増やすべき必要性について強調し、そのための課題と方途を明らかにして作戦配置と作戦運用において指針となる原則的問題に言及した。
 金正恩総書記は、長距離砲兵を有事の際に課される任務に従って敵を躊躇せず全滅させる基本戦闘員に、戦争の主力にしっかり準備させることについて強調した。
 金正恩総書記は、全軍の全ての砲兵がいつも高度の臨戦態勢、緊張状態を厳格に堅持し、戦争準備の完成で飛躍的革新を起こすことによって、厳しい時刻に最も強くて無慈悲な正義の砲火力で戦闘勝利の突破口を先頭に立って開く英雄砲兵にしっかり準備するとの期待と確信を表明した。
 訓練に参加した全ての戦闘員は、自ら自分らの訓練を指導し、砲兵武力を名実共に人民軍の第1兵種に強化し、発展させていくうえで提起される貴重な教えを与え、必勝の知略と敵撃滅の闘志を与えてくれた金正恩総書記の大いなる信頼を血潮たぎる胸に受け止めて、砲兵戦争準備完成に拍車をかけることによって、党と革命、祖国と人民を一命を賭して決死防衛する聖なる使命と本分を全うしていく燃えるような決意に満ちていた。---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎北朝鮮のミサイル等関連情報
 北朝鮮は本日7時台から8時台、北朝鮮西岸付近から、3発の弾道ミサイルを、北東方向に向けて発射しました。詳細については現在分析中ですが、落下したのはいずれも朝鮮半島東岸付近の我が国の排他的経済水域(EEZ)外であると推定しています。
① 7時44分頃発射し、最高高度約50km程度で、約350km程度飛翔。
② 7時44分頃発射し、最高高度約50km程度で、約350km程度飛翔。
③ 8時21分頃発射し、最高高度約50km程度で、約350km程度飛翔。

防衛省・自衛隊:北朝鮮のミサイル等関連情報 (mod.go.jp)

 

 

◎【速報】“北朝鮮弾道ミサイル可能性あるもの2回ともEEZ外か”

 

 

 防衛省によりますと、18日午前8時前、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されました。そのおよそ40分後にも北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されましたが、防衛省関係者によりますと、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられるということです。
 防衛省は、18日午前7時46分、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたと発表しました。
 そのおよそ40分後の午前8時24分、海上保安庁は防衛省からの情報として、新たに北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表しました。
 防衛省関係者によりますと、北朝鮮から発射されたものは、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側にすでに落下したとみられるということです。
 これまでのところ船舶や航空機などへの被害の情報は入っていないということです。
 北朝鮮がことしになって弾道ミサイルや、弾道ミサイルの可能性があるものを発射したのは、1月14日以来で2回目です。
 防衛省は情報の分析を進めるとともに警戒と監視を続けています。
〇北朝鮮 ミサイル発射に関することしの動き
 北朝鮮は、ことし1月、迅速な発射が可能な固体燃料式としては初めてとなる中距離弾道ミサイルの発射実験を実施しました。
 その後、低空を変則軌道で長時間飛行できる巡航ミサイルを2月2日までの10日間で4回という異例の頻度で発射しています。
 一方、3月14日まで韓国で実施された米韓合同軍事演習の期間中、ミサイルの発射はありませんでしたが、キム・ジョンウン総書記が軍の砲撃訓練などを相次いで視察して、米韓両軍への対抗姿勢を示していました。