韓米合同軍事演習「フリーダムシールド」開始 | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎韓米きょうから合同軍事演習 14日まで=野外機動訓練は昨年の2倍

 

 

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の両軍当局は4日、朝鮮半島防衛のための定例合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」を開始する。韓国軍合同参謀本部と韓米連合軍司令部によると、14日までの演習期間中に韓米は指揮所訓練と併せて地上、海上、空中で多様な合同野外機動訓練を拡大実施する。
 韓米が今月実施する合同野外機動訓練は計48回で、昨年3~4月の2倍以上となる。北朝鮮巡航ミサイルの探知・打撃訓練、合同空中強襲訓練、合同戦術実射訓練、合同空対空射撃訓練、空対地爆撃訓練、大隊級の合同空中訓練などが韓国全域で実施される。
 韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は先月28日に韓米連合軍司令部と行った記者会見で、今回の演習について「近ごろの戦争の教訓など、変化する脅威と安全保障状況を反映した演習シナリオを土台に、地・海・空・サイバー・宇宙資産などを活用した多領域の作戦や北の核脅威の無力化などに重点を置き、実戦的に行う。これは同盟の対応力を一層強化することになる」と説明した。
 北朝鮮の核脅威を無力化する訓練に関しては「韓米が発展させつつある北核脅威への対応作戦の概念を適用し、北による核使用を抑止、防止する訓練を実施する予定だ」と述べた。
 北朝鮮の核兵器使用を想定したシナリオは今回の演習には含まれず、8月に実施する合同演習「乙支フリーダムシールド(UFS、自由の盾)」で扱う予定だ。
 今月の合同演習期間に、米軍の戦略爆撃機や空母といった戦略資産が朝鮮半島に展開する可能性もある。
 またオーストラリアやカナダ、フランス、英国など、国連軍司令部の構成国も演習に参加する。中立国監視委員会は演習のプロセスを確認する。
 一方、北朝鮮は韓米の合同演習に神経をとがらせており、今回の演習を口実にミサイル発射などの挑発に踏み切る可能性もある。

 

◎韓米が来月4~14日に合同軍事演習 野外機動訓練を拡大

 

 

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の軍当局は3月4~14日に朝鮮半島防衛のための定例合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」を実施する。韓国軍合同参謀本部と韓米連合軍司令部が28日、演習の日程を発表し、「地上、海上、空中で多様な合同野外機動訓練を拡大実施する。韓米同盟の相互運用性を拡大し、合同作戦の遂行能力を向上させる」と説明した。
 韓米の軍当局は指揮所訓練とともに、合同空中強襲訓練や合同戦術実射訓練、合同空対空射撃訓練、空対地爆撃訓練、大隊級の合同空中訓練など実動訓練も実施する。
 韓国軍合同参謀本部の関係者は「昨年は3~4月に韓米合同の野外機動訓練を23回実施したが、今年は3月だけで48回実施する」と伝えた。
 合同参謀本部は今回の演習について「近ごろの戦争の教訓など、変化する脅威と安全保障状況を反映した演習シナリオを土台に、地・海・空・サイバー・宇宙資産などを活用した多領域の作戦や北の核脅威の無力化などに重点を置き、実戦的に行う」と説明。韓米同盟の対応力が一層強化されるとした。
 国連軍司令部の構成国も参加し、中立国監視委員会は演習のプロセスを確認する。
 一方、北朝鮮は韓米合同演習に神経をとがらせており、3月の演習を口実にミサイル発射などの挑発に踏み切る可能性もある。

 

◎フリーダムシールド24が始まります

 

 

 大韓民国(ROK)と米国は、韓国作戦戦域(連合、合同、マルチドメイン、省庁間の運用環境)を反映させる11日間の演習「フリーダムシールド2024(FS24)」を実施する。演習は2024年3月4日から14日まで予定されています。
 この年次演習は、連合軍司令部、在韓米軍、国連軍司令部、韓国合同参謀本部(JCS)間の理解を深め、統合防衛態勢を強化し、さまざまな安全保障上の脅威に対する同盟の対応能力を強化する能力を確保することを目的としています。ライブ、バーチャル、建設的、現場ベースのトレーニングを特徴とし、軍やその他の連邦機関の職員が参加します。
 訓練イベントの重要な側面の1つは、対核作戦と非運動効果に重点を置いた、陸、海、空、サイバー、宇宙の資産を活用したマルチドメイン作戦の実施に焦点を当てています。
 演習には、12の国連軍司令部(UNC)加盟国(オーストラリア、ベルギー、カナダ、コロンビア、フランス、英国、ギリシャ、イタリア、ニュージーランド、フィリピン、タイ、米国)の軍人が参加し、全員が追加の人員を派遣しています。さらに、中立国監督委員会(NNSC)は、停戦協定に概説された責任を順守しつつ、演習を観察し、第三者による観察を実施する。
 1953年10月1日の韓米相互防衛条約の精神に基づき、休戦協定を支持して実施されたFS24は、韓国と米国の永続的な軍事協力関係を強調するものである。地域の平和と安全の要としての同盟の役割を強化し、韓国を防衛するという米国の揺るぎないコミットメントを再確認するものである。
 FS24と連動して、韓国と米国が主導する部隊は、相互運用性を強化し、戦闘即応性を高めるために、いくつかの大規模な合同訓練セッションを実施する。これらの演習は、朝鮮半島のみならず、北東アジアやインド太平洋地域の安全保障と安定を強化することを目的としている。