ゼレンスキー氏、ロシア軍の攻勢「5月にも」 | すずくるのお国のまもり

すずくるのお国のまもり

お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎ゼレンスキー氏、ロシア軍の攻勢「5月にも」…ウクライナ軍死者は3.1万人と公表

 

 

 ロイター通信によると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は25日、首都キーウで記者会見を開き、ロシア軍の攻勢が「夏の早い時期か、5月にも行われる」との見通しを示した。
 ゼレンスキー氏は「今年はターニングポイントになる。戦争がどういう形で終わるかは、今年にかかっている」と2024年の戦況が今後を大きく左右するとの認識を示した。
 ゼレンスキー氏は、露軍との戦闘で「3万1000人のウクライナ兵が死亡した。我々にとって大きな損失だ」と明らかにした。ウクライナが自軍の被害を公表するのは異例だ。戦闘の長期化でウクライナ軍は兵士の補充や疲労の回復が課題になっている。追加動員について国民の理解を得たいとの考えがあるとみられる。
 ゼレンスキー氏は、ウクライナ側もロシアに対する反転攻勢の「明確な計画がある」と述べたが、計画の詳細の説明は避けた。