ゼレンスキー大統領、G7首脳テレビ会議で“支援継続を | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎ウクライナ軍事侵攻2年 ゼレンスキー大統領、G7首脳テレビ会議で“支援継続を訴え”

 

 

 ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから24日で2年となりました。苦戦を強いられる中、ウクライナのゼレンスキー大統領は「我々は勝利する」と述べ、国民を鼓舞しました。
 記者「キーウ中心部の独立広場では、軍事侵攻の開始から2年という節目で集会が行われています」
 24日、独立広場に集まった市民らは、この2年間の戦闘で犠牲になった人たちを追悼し、抵抗し続けるための支援を訴えました。
 参加者「私たちは毎日、ミサイルの音で目を覚ます。同じ状況になりたくないのなら、ウクライナを支援してほしい」「これはウクライナだけではなく、全ての人々の戦争であり、私たちは支援を必要としている。支援は減るのではなく、強化されなければならない」
 24日は、イタリアのメローニ首相などがウクライナを訪れた上で、オンライン形式でのG7首脳会議が開かれました。会議に参加したゼレンスキー大統領は、改めて支援の継続を強く訴えました。
 ゼレンスキー大統領「皆さんは我々の空を守り続け、陸上での軍備を強化するために必要なことを熟知している。皆さんは我々が、そうした支援を必要としていることを全てご存じです。その上で我々は、皆さんを頼りにしています」
 共同声明では、ウクライナへの支援の継続を改めて確認した上で、議会での予算案の可決が遅れているアメリカを念頭に、支援の承認を強く求めました。
 その上で、「ロシアを実質的に支援する第三国に対して、行動を取り続ける」として、北朝鮮やイランなどに、軍事支援の停止を求めました。