日米韓の北朝鮮担当高官、ソウルで協議 | すずくるのお国のまもり

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韓半島情勢に暗雲…韓日米の北朝鮮担当高官、きょうソウルで協議

 

 

 新年、韓半島(朝鮮半島)の緊張が高まる中、韓日米が18日ソウルで北朝鮮核問題の担当高官が協議を開く。
 韓日米の北朝鮮担当高官の金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長や米国務省のジュン・パク北朝鮮担当特別代表代行、外務省の鯰博行アジア大洋州局長は同日午後、ソウル外交部庁舎で協議を行う。
 3カ国の北朝鮮担当高官の協議が開かれるのは、昨年10月以降3カ月ぶりのことだ。3カ国の協議に先立ち、同日午前には韓米二国間協議が開かれる。前日には韓日の代表が向かい合って座った。
 北朝鮮は年初、南北関係を「敵対的二国関係」と規定し、韓国側に向かって武力使用の可能性を脅かすなど緊張を高めている。14日には東海(トンへ、日本名・日本海)上に新型固体燃料ロケットを使用した極超音速中長距離弾道ミサイルを発射した。
 同時に、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相が前日までロシアを訪問し、プーチン大統領を表敬訪問するなど、露朝軍事協力の進展が懸念される状況だ。
 韓米日外交当局は、今回の協議を通じて北朝鮮の挑発や緊張を高める行為、露朝軍事協力など、最近の韓半島情勢について意見を交換し、対応策を話し合う方針だ。