米韓の核抑止協力が深化、北朝鮮の脅威に対抗 | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎米韓の核抑止協力が深化、北朝鮮の脅威に対抗-ホワイトハウス
米韓核協議グループの第2回会合が15日にワシントンで開催

 

 

 北朝鮮が12月中にICBM発射の可能性と韓国側が指摘していた北朝鮮の脅威に対抗する米国と韓国の核抑止を巡る協力がここ数カ月で深まっているとする共同声明をホワイトハウスが16日発表した。
 バイデン米大統領と韓国の尹錫悦大統領が4月にホワイトハウスで会談し、「これまで以上に強固な相互防衛関係」に取り組むと約束した際に始まったプロセスの一環として、米韓核協議グループ(NCG)の第2回会合が15日にワシントンで開催された。
  韓国大統領府の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は会合のため米国入りした際、北朝鮮が12月中に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する可能性があると指摘。北朝鮮が実際に発射に踏み切れば、米本土に核弾頭を運ぶ能力があると示唆する狙いがあるとみられる。

 

◎韓米が15日にNCG2回目会合 対北朝鮮核抑止の強化策を協議

 

 

【アムステルダム聯合ニュース】韓国大統領室は12日、韓国と米国が米ワシントンで15日に拡大抑止に関する協議体「核協議グループ(NCG)」の2回目会合を開き、北朝鮮に対する核抑止の強化策を協議すると発表した。
 NCGの会合は今年7月にソウルで開いた初会合以来、5カ月ぶり。韓米両国の国家安全保障会議(NSC)が主導し、国防、外交、軍事、情報当局者らが出席する。初会合で議論した推進方向と履行計画の進展を点検するとともに、次の段階の推進計画を話し合う予定だ。

 大統領室は「韓米は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とバイデン大統領が(今年4月に)合意した『ワシントン宣言』を積極的に履行し、韓米の拡大抑止の強力な実行力を構築していくものと期待する」としている。