◎プーチン大統領専用機“戦闘機が護衛”映像公開 ロシア国防省
ロシア国防省は、プーチン大統領の専用機が戦闘機に護衛されながら中東歴訪にむかう映像を公開しました。
プーチン大統領は6日、UAE=アラブ首長国連邦とサウジアラビアを訪問しています。
ロシア国防省は、プーチン大統領の専用機が中東訪問に向かう際、ミサイルを搭載したスホイ35戦闘機が護衛したと発表し、その映像も公開しました。
ぺスコフ大統領報道官は、国名は明らかにしませんでしたが「専用機が通過した国から特別な上空飛行許可を得た」と説明しています。
戦闘機の上空通過を認める友好国があり、ロシアは孤立していないということを示す狙いもあるとみられます。
◎ロシア・プーチン大統領 Su-35護衛で中東諸国を訪問、UAEでは「アル・フルサン」が歓迎
ロシア国防省は、2023年12月6日から行われたプーチン大統領の外遊で、政府専用機をロシア航空宇宙軍のミサイルを搭載した戦闘機が護衛して飛行したことを明らかにしました。同省によると、プーチン大統領の搭乗機イリューシンIl-96-300型機をスホーイSu-35戦闘機4機が、飛行経路全体にわたって「護衛」。飛行中の安全を確保したとしています。
プーチン大統領の国外訪問は、国際刑事裁判所から逮捕状が出て以来、旧ソ連諸国や中国を除いて初めて。最初に訪問したアブダビ市内では、アラブ首長国連邦空軍のアクロバット飛行チーム「アル・フルサン」が、7機のアエルマッキMB-339型機によるフライパスを披露しました。プーチン大統領の車列通過時には、ロシア国旗と同じ3色のスモークを出して歓迎しています。