◎烏山基地に着陸する電子戦攻撃機EA18
韓米合同空中演習「ヴィジラント・ディフェンス(Vigilant Defence)」が始まった30日、京畿道平沢市の在韓米軍烏山基地に着陸する電子戦攻撃機EA18グラウラー。今回の演習には、韓国空軍のF35A戦闘機とE737早期警戒管制機、KC330多目的空中給油・輸送機、米軍のF35A・B、FA18戦闘機、KC135空中給油機、EA18電子戦機など韓米の最精鋭航空戦力が参加する。
◎米韓空軍130機が合同訓練開始 北朝鮮をけん制
【ソウル共同】米韓空軍は30日、軍用機約130機を投入する合同訓練「ビジラント・ディフェンス」を韓国周辺で始めた。11月3日までの予定。核、ミサイル開発を進める北朝鮮をけん制する狙いとみられる。
韓国軍によると、米韓のF35戦闘機などが参加。在日米軍基地から投入される戦闘機もある。昨年同時期に実施した米韓の同種訓練に続き、オーストラリア軍の空中給油機も参加する。
韓国軍は「実戦のような訓練により、敵のどのような挑発にも即刻対応できる決戦態勢を確立する」と強調した。