◎米、新型核爆弾の開発発表 航空機搭載、保有数は増えず
【ワシントン時事】米国防総省は27日、航空機に搭載可能な新型核爆弾を開発すると発表した。プラム国防次官補(宇宙政策担当)は声明で「安全保障環境の変化と潜在的敵対国からの脅威の高まりを反映したものだ」と説明。「米国は核攻撃を抑止し、必要であればそれに対応する」と強調した。核兵器保有数が増えることはないという。
新型爆弾は航空機に搭載するB61の最新型で、「B61―13」と命名された。現時点で最新の「B61―12」は戦略爆撃機だけでなく、F35などの戦闘機にも搭載が可能。新型爆弾もこうした特徴を持つ予定だ。