◎ロシア軍、日本海で7時間飛行 核搭載可能な爆撃機
ロシア国防省は17日、核兵器搭載可能な長距離戦略爆撃機ツポレフ95MS2機が、日本海の公海上を約7時間にわたり飛行したと発表した。飛行中の映像も公開。戦闘機スホイ35も同行した。
ロシア国防省は「飛行は国際規則に従って行われた」と表明。長距離飛行は定期的に北極海や北大西洋、黒海、バルト海、太平洋の公海上で行っていると説明し、パトロール目的とみられる。
国防省は8月にもツポレフ95MS2機が日本海付近の公海上を6時間飛行したと発表していた。(共同)
◎ロシア軍機の動向について
令和5年10月17日(火)午前から午後にかけて、ロシアの爆撃機(Tu-95)×2機及び戦闘機×2機が日本海から飛来し、我が国領空へ向けて南東進し、石川県能登半島沖で東に変針後、我が国領空付近を沿うように飛行し、北海道大島沖で西に変針、大陸方面に向けて北西進したことを確認した。
その後、ロシアの爆撃機(Tu-95)×2機及び戦闘機×2機が、再度日本海から飛来し、北海道西方から我が国領空へ向けて東進し、北海道奥尻島沖で北に変針後、我が国領空付近を沿うように飛行し、北海道留萌沖で西に変針、大陸方面に向けて西進したことを確認した。
これらに対しては、航空自衛隊の中部航空方面隊等の戦闘機を緊急発進させ対応した。