◎ソウルで「韓中日協力の日」行事開催 中国公使「3カ国協力支持」

 

 

【ソウル聯合ニュース】韓中日三国協力事務局(TCS)主催のイベント「韓中日協力の日」が30日、ソウル市内で開かれた。イベントに出席した在韓中国大使館の方坤公使は「中国は中韓日の3カ国協力を一貫して支持し、積極的に参加してきた」として、3カ国協力の重要性を強調した。
 また、「新しい国際情勢の中、3カ国の強力が新たな局面を続けていくことを望む」とし、「(韓中日協力は)3カ国の国民の共通の願いと符合するだけでなく、地域と世界の平和と安全を守る上でも重要な役割を果たすことができると考える」と述べた。
 韓国外交部の姜英信(カン・ヨンシン)北東アジア局審議官は、「韓国は第9回韓日中首脳会議の議長国」とした上で「政府は2010年のTCS設立覚書に盛り込まれた初心に立ち返り、関係国との緊密な協議を通じて韓日中協議体の活性化のために努力する」と表明した。 
 在韓日本大使館の山本文土公使は4月に林芳正外相が訪中して日中外相会談を行い、3カ国の対話再開に一致したとして、3カ国の協力が一層活発になることを願うと述べた。
 TCSは3カ国協議体の運営を支援し、協力事業を発掘・支援する国際機関で、10年に韓国南部・済州島で開かれた韓中日首脳会議を機に発足した。