◎「南西地域の防衛強化を」自衛隊西部方面隊司令部 機能の一部を地下化へ
防衛省は、熊本市の健軍駐屯地に拠点を置く陸上自衛隊 西部方面隊司令部の一部機能を地下に移す考えです。
先月23日に閣議決定した2023年度予算案で、防衛省は「防衛力の抜本的強化」から7つの重視分野を定め、その一つに「持続性・強靭性」を挙げました。
そのなかで南西地域の防衛強化のため健軍駐屯地にある西部方面総監部庁舎と沖縄県の那覇駐屯地の一部を地下化する考えを明らかにしました。
健軍駐屯地では今年中に基本検討と調査を実施し来年以降に設計に入り、今後5年間での地下化完了を目指すということです。なお、どの機能を地下に移すかは、「国防上、明らかにできない」としています。