攻撃の前後で比較すると、リャザニ州のディアギレボ空軍基地では、爆撃機9機と別の軍用機の少なくとも計10機が衛星写真から見えなくなった。ドローンによる攻撃後、TU22爆撃機が損傷したディアギレボ空軍基地の現場とされる写真がインターネット上に投稿されている。
 一方、サラトフ州のエンゲリス空軍基地を捉えた衛星写真では、攻撃を受けた後にTU95爆撃機6機が減っていた。
 ロシア国防省は5日、空軍基地2カ所について「ウクライナが爆撃機を使用不能にするためドローン攻撃を試みた」と発表。ソ連時代に開発されたTU141無人偵察機の改良型が使われたという見方が出ており、航続距離は1000キロとも言われている。