ポーランドがウクライナに韓国製K-9自走砲18台を支援 | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎ポーランドがウクライナに送った自走砲18台…韓国産K-9だった

 

 

 韓国産の武器が2次加工されてウクライナに入っている。29日のロイター報道によると、ポーランドはクラブ(Krab)自走砲18台をウクライナに支援した。
 ポーランドのクラブ自走砲は韓国のK-9自走砲の車体に英国で設計された155ミリの砲塔を活用して製作するという。ポーランドメディアは「クラブ自走砲を運用するためにポーランド軍がウクライナの砲兵100人を訓練した」と伝えた。韓国が供給するわけではないが、結果的に国産武器システムが提供されるということだ。
 一方、李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は30日、ポーランドのブワシュチャク国防相と会談し、国防・防衛産業協力および最近の安保情勢に関する意見を交換したと、韓国国防部が明らかにした。ポーランド側は最近、韓国に戦車、装甲車、K4高速榴弾機関銃など武器の輸出を要請したという。ポーランドは国境が接するウクライナに積極的に武器を支援していて、武器の需要が大きい。ドンバス地域でロシアと交戦を続けているウクライナは武器の追加支援を国際社会に要請している。
 韓国国防部は「その間、米国、北大西洋条約機構(NATO)などはウクライナが必要とする支援物品を目録化して同盟・友好国に伝え、我々も似た要請を受けた」とし「我々の武器体系のポーランド輸出はウクライナ支援とは関係ないものと聞いている」と伝えた。