ロシアフリゲート艦が日本海で対潜水艦ミサイルの発射演習を実施 | すずくるのお国のまもり

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◎日本海で対潜ミサイル発射演習 ロシア

【モスクワ時事】ロシア国防省は15日、日本海で海軍太平洋艦隊のフリゲート艦「マルシャル・シャポシニコフ」が最新鋭の対潜水艦ミサイルの発射演習を行ったと発表した。ミサイルは海中の標的に命中したという。

 タス通信によると、今回発射演習が行われたミサイルの最大射程は40キロで、弾頭部分に音響探知型の誘導魚雷を備えている。ロシア軍は最近、日本海でミサイル発射などの演習を繰り返している。

日本海で対潜ミサイル発射演習 ロシア:時事ドットコム (jiji.com)

*ロシア太平洋艦隊

 ロシア太平洋艦隊 アジア太平洋での作戦遂行を担うロシア海軍の艦隊。司令部は極東ウラジオストク。タス通信によると、今年5月時点で水上艦62隻、潜水艦21隻の計83隻の軍艦を有し、約3万人の兵員を抱える。旗艦はミサイル巡洋艦「ワリャーク」。ロシア帝国が極東防衛のために1731年に創設した船団が源流。(時事)

◎【最新対潜複合体「オトヴェート」ミサイルは日本海で成功裏に目標を撃破した】モスクワ、12月15日/タス通信

 

 

 太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は、日本海で最新対潜複合体「オトヴェート」ミサイルの発射を実施し、成功裏に水中目標を撃破した。水曜日にロシア連邦国防省は発表した。
「太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は、日本海エリアで最新対潜複合体オトヴェートの水中目標へのミサイル発射を実施しました。ミサイルの弾頭は成功裏に水中目標を撃破しました」
 声明では、こう述べられた。
 同省は、艦載対潜ミサイル複合体「オトヴェート」は潜水艦の撃破の為に意図されている事を指摘した。
「対潜ミサイル発射の為、更に有翼ミサイル"オーニクス"と"カリブル"の使用が可能な汎用発射装置が使用されます」
 ロシア連邦国防省は指摘した。
[複合体「オトヴェート」]
 2020年11月、防衛産業企業体の情報提供者は、新たなロシアの対潜ミサイル複合体「オトヴェート」は、2020年12月~2021年1月にロシア連邦海軍への軍備採用が計画されていると述べた。
 2019年9月にロシア連邦国防次官アレクセイ・クリヴォルチコが述べたように、複合体「オトヴェート」は、この時点で既に国家試験を行なっており、複合体の開発会社であるコンツェルンMPO(海洋水中兵器)『ギドロプリボル』は試験量産を行なっていた。
 公開情報によると、「オトヴェート」は、汎用発射装置3S-14(有翼対艦ミサイル「カリブル」、「オーニクス」、「ツィルコン」の為にも使用される)から撃ち出される対潜ミサイルで構成されている。
 ミサイル「オトヴェート」の頭部には、小型自己誘導対潜魚雷が有る。
 目標エリアへ到達すると、ミサイルはパラシュートで魚雷を水中へ投下し、その後は、自身の水中音響ステーション(ソナー)を使用し、自己で敵潜水艦の捜索を続ける。
 ミサイル複合体の最大射撃距離は、水上艦の為のヴァージョンで40キロメートルである。

Ракета новейшего противолодочного комплекса "Ответ" в Японском море успешно поразила цель - Армия и ОПК - ТАСС (tass.ru)