空中給油機「KC-46A」1号機が美保基地に到着 | すずくるのお国のまもり

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初の来日 航空自衛隊の新型機「KC-46A空中給油・輸送機」米子に到着

山陰のホームグラウンドに昼過ぎ到着

 鳥取県の境港市と米子市にまたがる航空自衛隊美保基地に2021年10月29日(金)、新型機「KC-46A」が到着しました。

 KC-46Aは航空自衛隊が導入を進める新たな空中給油・輸送機で、2017(平成27)年度予算で1機分の調達費用を計上したのを皮切りに、2020年度までに計6機の調達を決めています。

 今回、美保基地に到着したのは、この2017(平成27)年度予算に計上されていた初号機で、2021年2月9日にアメリカ本土で初飛行に成功しています。また航空自衛隊も、今回の1号機の日本到着に先立ち、2020年12月15日に同機を運用する部隊として第405飛行隊を新編しています。

 防衛省の配備スケジュールによると、今年度(2021年度)中に2号機も到着し、この2機を用いて日本国内での訓練を開始する計画です。残る4機については2023年度に2機が、そして2024年度以降に残る2機が到着する予定となっています。

 新型機は全長51メートル、最大幅48メートルで、貨物なら30トン積んで約9400キロ飛ぶ事ができます。沖縄など日本南西地域の防衛力強化が期待でします。

初の来日 航空自衛隊の新型機「KC-46A空中給油・輸送機」米子に到着 (msn.com)

空自初のKC-46A空中給油・輸送機、美保基地に到着 | FlyTeam ニュース

◎新型空輸機の美保基地配備へ