中央音楽隊70周年記念コンサート、求められる音楽の力 | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

 7月4日、陸上自衛隊中央音楽隊の第70周年記念コンサートが、感染対策の中サントリーホールで行われました。中央音楽隊は1951年6月1日「警察予備隊総隊総監部仮分遣隊」として発足し、多くの国賓等の特別儀仗を行い、2015年に内閣総理大臣賞を受賞しています。
 コンサートでは70周年の記念委嘱作品のほか、サン=サーンス作曲の「交響曲第3番(オルガン付)」が演奏されました。サン=サーンスは普仏戦争でフランスが敗北した後(1871年)、国民音楽協会を設立し、音楽による愛国心の高揚に努めます。戦争後、フランスがインドネシア地域などに植民地を拡大して行く中、交響曲第3番は国威を発揚すると共に、パイプオルガンの響きにより植民地拡大で犠牲になった人々への祈りを表していたかもしれません。
 今回の記念コンサートも、コロナ禍で国内に不安感が漂う中、国民の気持ちを癒やし、励ましとなったと思います。

第163回定期演奏会 - 陸上自衛隊中央音楽隊 (mod.go.jp)

5人、、「Hand in Hand with People」というテキストの画像のようです