54歳の乳がんサバイバーずこちでございます。
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2021年1月乳がん発覚。
がんのタイプはHER2陽性・ホルモン陰性・ステージ2b
2021年2月より抗がん剤治療開始
2021年8月26日に左胸部分摘出、左腋窩リンパ節郭清の手術
その後、放射線治療→術後抗がん剤(分子標的薬)
2022年8月より10年間、経過観察。
愛する夫は慢性骨髄性白血病歴10年です。
家族について詳しくはこちら
＊
美味しいドレッシングがあって
わざわざお取り寄せして
何度もリピートしていたのよ。
でもね、
近所のスーパーに普通に売っていました。
脱力感てこのことかな
っていうくらい力が抜けた。
うわあああああああああん
▼めちゃおいしい▼
では本日のブログです
ずこちちちの思い出
私(ずこち)の父の思い出です。
父の誕生日だったのでなんとなく。
私の父は、
私が10歳の時に母と離婚しているので
その後は一緒に暮らしておりません。
そして、私が結婚してしばらく立った頃
父が亡くなったと警察から弟に連絡がありました。
父は身寄りがなかったので
離婚したとはいえ長男であった弟に連絡があったそう。
夏の暑い日だった。
アパートの一室で孤独死していた。
死後1ヶ月は経っているであろうということだった。
誰からだったのかは覚えていないけど、
苦しまずに亡くなったはずだと説明を受けた。
母はもう他人だからということで
私と弟と二人で火葬場に行った。
ずっと会っていなかったし、
死後かなり経っていたので
顔を見てもなんとも思えなかった。
係員ひとりだけの火葬場で父を焼いてもらい、
骨壺を渡された。
重いのか軽いのかよくわからなかった。
「これが父の重みか」
と、思った。
遺骨は従姉妹が預かると言ってくれたので
弟が従姉妹の家に持って行った。
どこのお墓に入ったのかはわからない。
無縁仏として供養したのだろうか？
私の記憶の中の父は
大きな声で楽しそうに笑う人で
怒ったところは見たことがなかった。
競馬やパチンコや麻雀が好きで
身を滅ぼして
母と別れた。
親族からも縁を切られて
ひとりぼっちで死んでいった。
映画が好きで
野球が好きでボーリングが好きで
囲碁や将棋が好きだった。
160cmの母より低い身長で、
コロコロなおデブで
上下真っ白なスーツに蝶ネクタイ、
胸に赤いバラを刺して
大真面目にそんな格好をしていた。
漫画のキャラクターにいそうな独特の外見
おぼっちゃま育ちなので
ピアノも先生ができるレベルだったし
英語も華道も茶道も堪能だったそう。
私の夫とは見た目も中身も
どこも似ていないのに
夫と話をしていると
時々、父のことを思い出す。
無理に考えると
夫は馬券を買ったりしないし
私を気遣って競馬のテレビも見ないけど
ときどき急に
競馬の馬の話を語りだすことがある。
だからなのか？
この地球上で、
今日が父の誕生日だと知っているのは
今や私と弟だけ。
弟は父と暮らしていたときはまだ小さかったから
どう思っているか知らないけど、
私は父の誕生日にはなるべく父のことを
思い出すようにしている。
そんなにたくさん思い出はないけど。
私が大学生の時
私がスヌーピーが好きだったからと
1メートルくらいあるスヌーピーのぬいぐるみを
送ってきたことがある。
そのぬいぐるみは今もこの家の寝室にあって
なんだか捨てることも
しまうこともできず
ずっとたんすの上にいる。
▼足に謎のシミ▼
離れていたけど父がいて、
母がいて、
私がいる。
さらには父方、母方にそれぞれ祖父と祖母がいて
命が続いて私がいる。
誰ひとり欠けても私はいない。
だからやっぱり忘れてはいけないよね。
おとうさん、お誕生日おめでとう。
ではでは
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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