「いくつもの週末」
江國香織著 集英社文庫
週末に気分転換したくなり、図書館でタイトルに惹かれて選びました。
「愛してる」とう言葉を使わなくても、夫への愛情が溢れているステキなエッセイばかりです。
行間から、愛情がにじみ出てくる文章に、すっかりとりこです。
読んでいて、とても清々しい気持ちになれます。
中でも、「結婚してから生活が色つきになった」で始まるエッセイ「色」が好きです。
「なにもかもがいきなり色つきになり、それはとてもたのしいことであった反面、同時にまた少々落ち着かないことでもあった。」
すごく共感できるし、結婚生活のリアルも幻想も感じられます。
手元に置いて、年に一度は読み返したい本です。
そうすれば、幸せな結婚生活が続けられそうです♡