蜂蜜エッセイ(80)「魔法」 | ミツバチと共に100年♪ 鈴木養蜂場 はちみつ家のブログ

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今日の蜂蜜エッセイはムッチー水原さんで「魔法」です。

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「魔法」

小学生の頃、尋常性乾癬という皮膚病を発病した。
私よりも母が悩んでくれていた。

女の子だし、なんとかしてやりたい。今なら、その時の母の気持ちがすごくわかる。


どうやら漢方薬がその皮膚病を治すにはいいらしい。どこからその情報を入れてきたのかわからないけれど、母は信じたようで、小学生だった私は漢方薬を飲むことになった。

漢方薬は苦くて、飲む度に舌が痺れるので嫌だった。
それを母に伝えたら、母はいつもの漢方薬入りのお湯を飲んだ後に蜂蜜を少しくれるようになった。
漢方薬は嫌いだけれど、蜂蜜は大好きになった。


あれから25年。
今は母が健康維持のために漢方薬を飲んでいる。
苦い、苦い。と言いながら飲んでいるので、母の日に蜂蜜をプレゼントしようと決めている。

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漢方は本来人間が持っている自然治癒力を引き出すために、長い歴史の中で培ってきた英知の結晶ですね。
近年医療でも漢方的発想で治療をするところもあるようで、経験や統計に基づくという意味では、蜂蜜も薬の部類に入るのかも知れません。
お母様、いつまでもお元気で。

蜂蜜エッセイは締め切り間近!

はちみつやミツバチにまつわるあなたの物語があったらぜひ教えてくださいネ。

 

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かりんはちみつ