私2019年にダイエットに成功して約2年、目標であった体重62キロ以下をキープしてきました。ところがここ数か月、62キロオーバーが続いてしまい、「このままではまずい」と思い始めました。
それで今回選んだのが本書です。以前にも、「Go Wild」や「パレオダイエットの教科書」などで、野生に返る生活を学んで、その世界が気にいっているので。でも、気にいっているだけで、実践できていないのはかっこ悪い。だから学び直します。
本書の著者は、自身もトライアスロンなどに挑戦されているアスリートであり、医師の方。ランニング学会での発表で、優秀賞の受賞歴もあるそうです。原始人(パレオ)ダイエットというのは、原始時代の野草や野生植物を食べる生活を真似ることをコンセプトとした考え方。それを著者が自らの実践を元にわかりやすく解説しています。
朝・昼・夕は、1:1:0.5
パレオダイエットをしている間は、夜の食事は早めに、しかも量を減らしてください。最も体重が落ちないパターンは、夜に炭水化物や糖分を摂ってしまうことです。夜間に糖分を摂ると、体脂肪が落ちません。ちょっとお腹が空いているぐらいがちょうどいいです。
一番重要なのは、寝る前に食べないことです。胃の中がからになっているときに、胃がグーグー音を出してしまいますね。すると、グレリンという成長ホルモンペプチドが出ます。この物質が脳下垂体を刺激して成長ホルモンが分泌されます。身体のすみずみの細胞が活発になって若返り、ダイエット効果があるわけです。
【私の感想】
私の食事量は、昼が控えめ、夜まんぷく。しかも食事後に甘いものを食べることも多く、食事のあと1時間もしないうちに就寝。「寝る前に食べないこと」の逆をやってしまっています。私がやるべきことは、夜の食事量について気を付けることだと気づきました。
「夜の食べる量を減らせば、若返る。」そう覚えて、ちょっと心がけてみます。
山道を歩こう
原始人の生活や気持ちを味わうために、週に一度は芝生や土の上を歩くことをすすめます。月に一度のハイキングは、舗装された道路とハイキングコースが交互にくるようにコースを作りましょう。
ゴミなどが落ちていない芝生があったら、手作りの草履で歩いてみることをすすめます。足全体で地面をつかむように歩いてください。足の裏を刺激するのは、脳のニューロンの生理学的変化を生む可能性があるのです。
【私の感想】
そういえば、私が週末にやっているランニングや散歩で、ルナサンダルは使っているものの、歩いたり走ったりしていたのは、舗装された道路ばかり。土の上を歩くことを取り入れよう。それと芝生の上で裸足になること。最近、足裏の刺激が減っているから、体重が増えてきたのかも。それを反省しました。
日が落ちたら、食べない、見ない、つけない
太陽が落ちたら、もう食事を摂るのをやめてください。身体は寝るための準備に入ります。寝る前に3時間くらいの時間が必要です。日が落ちたら、LEDの電気は消してください。パレオダイエット中は、液晶テレビも見ません。明かりは電球だけにしてください。昭和40年代頃の感じですね。
スマートフォンは見ません。パソコンでメールチェックもしません。寝つきを良くするために、お風呂で体を温めます。ゆっくり入るといいでしょう。そのあとストレッチをしてください。
【私の感想】
私は暗くなってから自宅に帰り、ふろに入ってから食事をするので、「日が落ちたら食事を摂らない」まではできません。でも、LED照明も少し抑え気味にはできます。スマホやPCを見るのをできるだけ控えることはできます。お風呂にゆっくり入って、夜のテレビの時間を減らしてみます。ここで、日常生活で意識すべきことが再確認できました。
実践できているかどうかが自分の体重に表れますので、自らの身体で検証してみます。
ありがとうございました。