直江兼続から学ぶ(その2)

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火坂雅志著「直江兼続の義と愛」がとても分かりやすく、「天地人」を読みこなすのに大いに参考になっています。

この本は、「天地人」の作者である火坂氏が、その登場人物ごとに解説してくれていて、「天地人」の副読本的な役割の本です。

 

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中古本で、著者のサイン入りをゲットしました。

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 この本から私が特記しておきたかったのは、

直江兼続の主君である、上杉景勝について書かれた文章でした。

 

景勝と兼続は、「理想の主君と家臣」であったと、火坂氏は書いています。

景勝は無口で、一度思い定めたら揺るがぬ信念の人。

一方の兼続は、弁舌さわやかで、才覚に優れた人。

 

戦国は厳しい実力主義の世の中で、名将も後を継ぐものが無能だとたちまち滅ぼされてしまう時代でした。そんな中で、強固な信頼関係で結ばれた主君と家臣であったふたり。景勝は、信頼した以上は余計な文句はつけず、すべてを兼続に任せました。兼続はその主君の無言の後押しにより、才気を存分に発揮でき、その恩義を誰よりも強く感じていました。

 

「君臣一体」という言葉があるそうですが、主従の枠さえ超えた深い信頼関係がふたりにはありました。戦国の乱世の中で、次々の起こる修羅場を乗り越えていく絆はどうして生まれたのか?

 

兼続には、よこしまな邪心がなく、主家を盛り立てたいという公の心がありました。頑固で筋目を重んじる景勝にも、それが通じていました。そこには、ふたりが幼いときから薫陶を受けた上杉謙信の精神性にあったと考えられます。

 

―――輝虎(謙信)公曰く、天の時、地の利に叶い、人の和ともに整いたる大将というは、和漢両朝上古にだも聞こえず。いわんや、末代なお有るべしとも覚えず。もっとも、この三事整うにおいては、弓矢も起こるべからず、敵対する者もなし

 

謙信が語った言葉に理想の大将というものが示されています。景勝と兼続は、その目指す方向が合っていたから、タイプの全く違うふたりが生涯の信頼関係で結ばれていたのだと思いました。

 

謙信は、「義」という価値観で、私利私欲だけでなく、人との信義を大切にし、公の心をもって事にあたりました。それが直江兼続の「愛」に受け継がれます。

 

まだ私の「天地人」ブームは、前半戦ですが、直江兼続から学ぶ「生き方」があるような気がしてきました。

関ヶ原の合戦で秀吉側についた景勝・兼続は、天下を獲るのでなく、地方の誇りを守り、米沢の発展に尽力されたそうです。まだまだこれから面白くなってきそうです。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

直江兼続から学ぶ(その1)

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 最近、戦国武将の直江兼続について興味を持っています。火坂雅志著「天地人」という小説を時間をかけて読み進めるのが楽しくなってきました。

 

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なかなかのボリュームがあります。

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職場で師と仰ぐ方から、歴史小説を読んだらよいと勧められたのがきっかけです。時代小説からは、展開のプロセス、戦略というものを学べるからというのがその理由。私の仕事ぶりが「がむしゃらに真っ向勝負」ばかりなのを見てのアドバイスとのこと。

 

読書好きの私ですが、読むのはビジネス書などが多く、小説とりわけ歴史物は全くと言っていいほど読んできませんでした。師からは、司馬遼太郎や吉川英治という作家を勧められ、ペラペラめくって見たものの、どうしても読みこなせず。やっぱり難しいなぁと感じました。

 

歴史物を読むには基礎知識が足りなすぎる!と分かったので、ツタヤでNHK大河ドラマのDVDを借りて見てみることから始めてみることにしました。手に取ったのは、直江兼続を主人公にした「天地人」。大河ドラマも普段から見ていないのですが、集中して見てみると、わかりやすいし、心に響きます。ときどき涙を流しながら、熱中してみられる面白さに気づきました。

 

 阿部寛が演ずる上杉謙信や、妻夫木聡が演ずる直江兼続をイメージすることで、小説も俄然読み進められるようになりました。そしてこの大河ドラマや歴史小説から、仕事に役立つ学びがあるのに気づいてきました。

 

まだ「天地人」の前半ですが、一番大きく私が感じているのが、兼続が仕える大将の上杉景勝との師弟関係のカッコよさ。そして大大将の上杉謙信の「義」のもとに一枚岩でまとまる上杉軍という組織。理想とする上司と部下、強い組織とはどういうものかを見せてくれます。

 

上杉謙信は、「この戦いに義はあるか」を自らに深く問い、判断します。いたずらに天下を獲ろうという野心ではありません。「義とは、人が人であるための心得だ。義なくば、人はただの欲にまみれ、野の禽獣と変わらなくなるだろう」と兼続に諭します。

 

 謙信は、

  1. 裏切りをせぬ

  2. 謀略をせぬ

  3. 非道をせぬ

という信条をもって過酷な乱世を生き抜きます。

 

そこに多くの人が魅了され、部下が付いていきます。これは経営体にとっての「理念」の大事さとも重ねると思いました。

 

謙信の死後、上杉景勝と上杉景虎の間で起きた跡目争いの戦い。そこで、兼続が仕える景勝側の情勢が圧倒的な不利に追い込まれます。

そこで、兼続が決死の覚悟で進める桑取衆との話し合い、そして武田軍の高坂弾正との交渉。

 

景勝との強い信頼関係のもと、多くの者が考えつかないような策を考え、「上杉を守る」ために命がけで実行していきます。その上司と部下の信頼関係、そして兼続の物凄い実行力。あくまで殿を立てて守り、組織を動かすナンバー2のかっこよさ。

 

私は、兼続の「ナンバー2」としての働きに強く魅力を感じます。私の職場でも、施設や法人のトップを支える仕事をしているから。職場でのやりがいも、大いに重なる部分があって、私もますます感情移入しています。仕事へのモチベーションも高まります。

 

この興味はまだまだ続きそうなので、また続きも書こうと思っています。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

八木龍平著「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」を読みました。

 

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少し前にベストセラーとして本屋さんに平積みされているのを見て、気になっていた本。最近、小池浩さんの“どS本”、石田久二さんの“ぼくたま”などを読んで、私の中で神社に行きたい気持ちが強くなっていたので、私にとっては今が読み時かと思って。

 

著者の「リュウ博士」こと八木龍平さんは、科学者であり霊能者という珍しい方。スピリチャルの話でありながらも、データも示した説得力のある内容となっています。

 

統計学で知る「神社とお金と幸せ」の関係

「神社への1年間の参拝回数」と「年収」と「幸福度」の関係をアンケートで調べたところ、

 

年に2回は神社に参拝しておけば、年収1000万円以上~1500万円未満の人程度には幸福になれる!そして、参拝回数がゼロの人たちは、どの年収別でみても、参拝している人たちに比べて、あきらかに幸福度が低いという結果になったそうです。

 

統計から、

・高収入と幸福が両立している人は、神社に参拝している。

・収入に関係なく、神社に参拝すると幸福になりやすい。

という傾向がわかっています。

 

【私の感想】

 神社には人を幸せにする仕組みがある、というのに納得。神話や祝詞などは難しく感じて、理解できるまで勉強できませんが、単純に「神社には人を幸せにする仕組みがある」ということは覚えられます。私も、自然に参拝をする習慣を続け、幸福な毎日を送ることにします。

 

ではどれくらいの頻度で参拝すればよいのか?

著者は「年3回以上の参拝」をおすすめしています。「年1回はひとりで参拝し、年1回は家族で参拝し、年1回はとくに大事な仲間と参拝してほしい」と言います。

特に、心静かにひとりで参拝することで、あの世の私と心行くまで交流することができるそうです。

 

【私の感想】

我が家は家族で神社に参拝することは割と多くて、年に3回以上はあります。でも、ひとりで参拝することはあまりありませんでした。これからはひとりでも参拝してみようと思います。

 

神社の神さまの正体は、「祈りの集合体」

 神さまは、僕たちの祈りをためて、共有します。ですから、神さまとは人間の創造物です。

 神さまは人々の祈りを集約するフォルダとして機能し、僕たちの意識に働きかけができるようになります。神さまは想像上の存在ではなく、実在する「意思と目的を持った知的生命体」なのです。

 

 神社は祈りの集合体。神社にお参りすることで、自分もその集合体の一部になります。だから、「希望をすでにかなえている人たち」が行く神社に参拝した方がいいのです。希望をかなえた人たちの集合意識の一部になることで、成功者マインドが勝手に身に付くからです。

 

・恋愛系の縁結びをしたいなら、湘南の江島神社。理由は、カップルや家族連れの祈りが集まっているから。

・国会議員になりたければ、首相官邸近くにある日枝神社。永田町で多くの国会議員がこちらに参拝しているから。

 

【私の感想】

「うまくいっている人の集合意識にアクセスすることが成功への近道」。これを覚えておきたいと思います。私も憧れの人物ゆかりの神社に行ってみたくなりました。「経営の神様」である松下幸之助、戦国武将ゆかりの神社にも、興味が沸いてきました。

 

追加メモ

 著者が勧める「精神世界の名著」の中で、自信をつける「第3チャクラ」が活性化する本として紹介していたのが、「ありがとうの神様(小林正観著)」でした。

これも読んでみたいです。

 

ありがとうございました。