藤本めぐみ著「大地のめぐみ ~真実のヨガはアーシングヨガだった~」を読みました。

 
image

 

 

私は裸足ランニングに挑戦したり、庭の芝生でヨガをやってみて、裸足を日常生活に取り入れようとしています。裸足が体に良いなら、お金もかけずに自分で簡単にやれますから。

 

裸足で大地に立つという健康法(=「アーシング」)について、最近では、堀泰典さんや井口晃さんの本も楽しく読ませていただきました。

 

堀泰典著「はだしで大地に立つと病気が治る」

https://ameblo.jp/suzukiyappan/entry-12616036076.html

 

井口晃著「バイオハック 肉体・精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する技術45」

https://ameblo.jp/suzukiyappan/entry-12630028667.html

 

本書は、裸足やアーシングについての本をもっと読んでみたいと、Amazonで検索して見つけました。著者の藤本さんは、京都の方で介護福祉士として働いていた経歴もある方だそうです。現在はヨガスタジオを主宰し、各地でヨガ教室もされています。自らの体験を活かし、特にアーシングヨガを指導されています。

 

裸足で大地に立つと健康になる

 

藤本さんは、エハン・デラヴィ氏から「裸足で大地に立つと健康になる」ということを教わりました。

 

植物も動物も人間以外の生命体はすべて、直接大地と接続して生きていますが、人間だけは大地から切り離された家の中で生活し、外に出れば、靴下、靴を履き、直接大地に肌がふれることなく生きています。

 

太古の昔は、人類の足元は裸足でした。裸足の彼らはいつもアーシングされた状態で、健康そのもので、何10キロも獲物を追いかけ、走り続けることができました。病気とは無縁で、寿命は短くとも、健康そのもので大病せずに死を迎えていたと思います。

 

足裏にツボが多いのは、足裏から地球のエネルギーを取り入れているから。実際にアーシングウォークをしてみると、足裏が刺激され、どんどん血流が良くなっていくのがわかります。

 

私たちは電磁波のなかで暮らしています。電磁波の陽イオンが体内に入ると肉体は酸化し、あらゆる炎症や病気になってあらわれます。しかし、大地の上に裸足で立つと、体内電磁波はほぼゼロになるのです。大地が電磁波をアースしてくれるから。大地のエネルギーである陰イオンを体内に入れ、体内に溜まった陽イオンを出します。つもり大地に触れると、陰イオンと陽イオンのバランスが取れるのです。

 

【私の感想】

はだしで歩くと足裏が解れる感じは、私も体感しているので納得です。人類の歴史の中でも圧倒的に裸足での生活が長かったわけで、裸足で過ごすのが自然で、一日中靴を履いているのは不自然と思います。

また、オール電化、テレビ、スマホやPCなどで電磁波に多く触れる現代人にこそ、裸足になって大地に触れる習慣は大事だと、改めて思いました。

 

アーシングウォーク

 

藤本さんは、京都の鞍馬寺の参拝をはだしで登るというチャレンジをします。

そのとき、靴を履いているより、体が軽く、筋肉痛も出なかったという体験をします。

 

そこから3か月で、世界初のアーシングウォークを開催。35人全員がはだしで、鞍馬寺から鞍馬山までを登りました。

 

砂利道は痛い痛いと言いながら、その刺激を味わいながら登りました。水を含んだ苔の上の柔らかさには、快適さを感じました。杉の根が大地から顔を出し、そこから生命力を感じます。足の裏と大地が直接つながり、大地は木々とつながり、私と自然がひとつになっています。

 

【私の感想】

藤本さんが自らの体験から、アーシングの良さを確信していったことがよくわかりました。私もはだしマラソンで、砂利や泥の水たまり、木の根が生える山道を体験してきたところで、強く納得できました。砂利の上を「痛い痛い」と声を出して歩いた後は、顔の筋肉や喉の奥まで解れた感じがしました。みんなで楽しくはだしで歩くというチャレンジは、間違いなく楽しいものと、私がはだしマラソンの大会に参加してみて確信いたしました。

 

アーシングとアースリング

 

エハン・デラヴィ氏によると、

「アーシング」は、私たちが大地との接触を意図的に行うアクションを指しています。

自分の身体と心が健康になるというのがアーシングです。

「アースリング」とは、アーシングを更に広げたもの。裸足になることで、自分の身体だけじゃなくて、他とのつながり、例えば小鳥の鳴き声や空が澄んでいるなどへの気づき。周りの環境との繋がり、動植物とのつながりができます。

 

藤本さんが最も大事にするのは、アーシングやアーシングヨガを実践しているときの気持ちです。

アーシングしていりとき、怒りや恨みの感情でやっても意味がありません。心穏やかに、アーシングした瞬間から筋肉がリラックスし、全身が解れていく感覚を味わってください。

 

冬でも意外と冷たさはなく、大地は暖かいんだと驚く感覚もあるでしょう。なぜなら地球の芯の部分、コアはいつも暖かいからです。

 

アーシングはただの健康法ではありません。自分を可愛いね、と撫でまわし、私は私が大好きだと愛してあげてほしいと思います。大地にも地球にも、「ありがとう、愛してる」の愛の放射をして、ひとつずつ丁寧に味わい尽くしていきたいです。

 

【私の感想】

ヨガの実践と、アーシングを結びつけることで、地球とつながった感覚や愛で満たされた感覚になると理解しました。ヨガの深いところはとても理解におよびませんが、大地と触れながら、呼吸を深くして心を穏やかにしようとすることは、私にもできます。

「大地は暖かいんだ」という感覚があるとしたら、これから冬に向かうなかで、それを感じてみようとするのもいいな、と思いました。

 

裸足で大地に立つことをこんな形で実践している方がいることを知り、「はだし」の奥深さも感じました。

 

ありがとうございました。

 

昨日のはだしマラソンで、ぬかるみに思いきり足をつっこんだあとの私の足です。

 

 image