小説「陸王」を読み進めていますが、非常に私の興味に合って、面白いです。

 

この「陸王」は、行田の足袋屋さんがランニングシューズを開発するお話。経営難の足袋屋「こはぜや」が幾多の困難に遭いながらも諦めずに、ランニングシューズ開発に挑みます。そして、ケガをした実業団ランナーの茂木が、ランニングシューズ「陸王」を履いて復活します。それらは感動の連続でした。

 

 このランニングシューズ「陸王」のコンセプトは、人間本来の走り方で「ケガをしない」フォームでが走れるシューズ。

 

 私には、これに非常に共感するところがあります。私がランニングを始めた9年前、ホノルルマラソン完走を目指して、走り始めました。ところが頑張れば頑張るほど、膝が痛くなってしまい、本番の2か月前には歩くのも苦しいほど。痛みを押して出場し、後半は足を引き摺りながら歩いてかろうじて完走はしたものの、苦しい戦いでした。

 

 その後の私はランニングを楽しみたくて、ケガをしにくい走りを探求しました。それで辿り着いたのは、走るときの姿勢と、裸足感覚で走るシューズでした。だからこの「陸王」のコンセプトにも激しく共感します。

 

 私は「陸王」の大ファンになりました。この小説を書くのに著者の池井戸潤さんも参考にされたという、行田の足袋屋さんが作ったランニングシューズ「きねや無敵」も欲しくてしょうがなくなりました。

 

製造元「きねや」でも現在販売されていないことがわかりましたが諦めきれず。メルカリで探して、ついに手に入れました。

 

ちなみに、ソールはゴム。小説に出てくる繭を原料にした「シルクレイ」ではありませんが。足の裏は、かなり裸足に近い感覚です。た私が普段愛用する「ビブラム」に比べると、第1趾と第2趾の間の足袋独特の形がやや窮屈な感じがします。走り心地は、また実際に走ってみて検証してみたいと思います。

 

 

ドラマ「陸王」もTSUTAYADVDをレンタルし、全話視聴済み。ものすごく良かったです。シューズだけでなく、会社経営や家族、願望実現、さまざまな学びのある素晴らしいお話。「陸王」については、またブログで書いていこうと思います。

 

 
ありがとうございました。

 

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