洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥まで一貫して行える便利な家電です。しかし、いざ購入しようとすると、種類や機能が多くて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、洗濯乾燥機の選び方のポイントを7つご紹介します。

1. 洗濯乾燥機のタイプ

洗濯乾燥機には、大きく分けて ドラム式縦型 の2種類があります。

1-1. ドラム式

  • メリット
    • 衣類を傷めずに乾燥できる
    • シワがつきにくい
    • 温水機能で汚れをしっかり落とせる
    • 省エネ性能が高い
  • デメリット
    • 価格が高い
    • 洗濯容量が小さい
    • 乾燥に時間がかかる
    • カビが発生しやすい

1-2. 縦型

  • メリット
    • 価格が安い
    • 洗濯容量が大きい
    • 乾燥時間が短い
    • カビが発生しにくい
  • デメリット
    • 衣類が傷みやすい
    • シワがつきやすい
    • 温水機能がないものが多い
    • 省エネ性能が低い

2. 洗濯容量と乾燥容量

2-1. 洗濯容量

洗濯容量は、家族構成や洗濯物の量によって選ぶ必要があります。

  • 目安
    • 1人暮らし:5~6kg
    • 2人暮らし:7~8kg
    • 3人暮らし:9~10kg
    • 4人暮らし:11~12kg
  • 家族構成別の目安
    • 1人暮らし:1日1.5kg × 3日分の洗濯物
    • 2人暮らし:1日2kg × 3日分の洗濯物
    • 3人暮らし:1日3kg × 3日分の洗濯物
    • 4人暮らし:1日4kg × 3日分の洗濯物

2-2. 乾燥容量

乾燥容量は、洗濯容量よりも小さくなります。

  • 洗濯容量との違い
    • 洗濯容量は、洗濯槽に入れた衣類の最大量
    • 乾燥容量は、乾燥できる衣類の最大量
  • 乾燥容量の目安
    • 洗濯容量の約6~7割

3. 乾燥方式

乾燥方式には、ヒートポンプ式とヒーター式の2種類があります。

3-1. ヒートポンプ式

  • メリット
    • 省エネ性能が高い
    • 衣類を傷めにくい
  • デメリット
    • 価格が高い
    • 乾燥に時間がかかる

3-2. ヒーター式

  • メリット
    • 価格が安い
    • 乾燥時間が短い
  • デメリット
    • 省エネ性能が低い
    • 衣類を傷めやすい

4. 省エネ性能

洗濯乾燥機を選ぶ際には、省エネ性能も重要なポイントです。

4-1. 省エネラベル

省エネ性能は、省エネラベルで確認できます。

  • 見方
    • 星の数が多いほど省エネ性能が高い
    • 洗濯乾燥機は、洗濯機と乾燥機の両方の省エネ性能を確認
  • 洗濯乾燥機の選び方
    • 省エネラベルの星が4つ以上
    • 電気代を抑えたい場合は、年間消費電力量も確認

5. 機能

洗濯乾燥機には、様々な機能があります。

5-1. 自動槽乾燥機能

  • メリット
    • 洗濯槽を自動で乾燥できるので、カビの発生を抑えられる
  • デメリット
    • 電気代がかかる

5-2. 液体洗剤・柔軟剤自動投入機能

  • メリット
    • 洗剤・柔軟剤の計量の手間が省ける
  • デメリット
    • 専用の洗剤・柔軟剤が必要

5-3. その他便利な機能

  • 洗剤自動投入機能
    • 液体洗剤・柔軟剤だけでなく、粉末洗剤も自動投入できる
  • 温水機能
    • 温水で洗うことで、汚れをしっかり落とせる
  • スマホ連携機能
    • スマホで洗濯機の操作や予約ができる
 

6. 設置場所

洗濯乾燥機を設置する場所を決めておくと、選びやすくなります。

6-1. スペース

  • 洗濯乾燥機のサイズ
    • 幅:60cm~70cm
    • 奥行き:60cm~75cm
    • 高さ:100cm~110cm
  • 設置スペースの確認
    • 洗濯乾燥機のサイズが設置スペースに収まるか確認
    • ドアの開閉スペースも考慮

6-2. 排水口・水栓

  • 排水口の位置
    • 洗濯乾燥機の排水ホースが排水口に届くか確認
  • 水栓の種類
    • 洗濯乾燥機に対応した水栓かどうか確認

7. 予算

洗濯乾燥機の価格は、5万円~30万円と幅広いです。

7-1. 価格帯

  • 5万円~10万円
    • 縦型洗濯乾燥機
    • 機能がシンプルなドラム式洗濯乾燥機
  • 10万円~20万円
    • 機能が充実したドラム式洗濯乾燥機
  • 20万円~30万円
    • ハイエンドモデルのドラム式洗濯乾燥機

7-2. ランニングコスト

  • 電気代
    • 省エネ性能の高いモデルを選ぶ
  • 水道代
    • 節水機能付きのモデルを選ぶ

8. おすすめの洗濯乾燥機

8-1. ドラム式

  • パナソニック NA-FWX90H8
    • 省エネ性能の高いヒートポンプ式
    • 自動槽乾燥機能付き
    • 洗剤自動投入機能付き
  • シャープ ES-TX8H
    • 大容量の乾燥機能
    • 温水機能付き
    • スマホ連携機能付き

8-2. 縦型

  • 東芝 AW-8GM2
    • 洗浄力の高い「パワフル滝洗い」
    • 自動槽乾燥機能付き
    • 液体洗剤自動投入機能付き
  • 日立 BW-D8MV
    • 省エネ性能の高い「ビッグドラム」
    • 温水機能付き
    • スマホ連携機能付き

9. まとめ

洗濯乾燥機を選ぶ際には、上記のポイントを参考に、ご自身のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。

この記事が、洗濯乾燥機選びのお役に立てれば幸いです。

参考