今日は英検利用型入試についてお話させていただきます。

 

最近は入試がかなり多様化しておりますが、その中の1つに英検などの外部試験を利用しての入試があります。

 

ここで知識がないと入試で不利になってしまいますので、しっかり準備しておきましょう。

 

いろいろ試験がある中で一番受験しやすいものが英検です。

 

わたし涼木も英検、TEAP、GTEC,TOEIC など多くの試験を受験してきましたが、やはりオススメは英検になります。

 

そのため今日の話は英検中心になるのですが、みなさん、英検って年に何回実施されるかご存じでしょうか?

 

3回でしょうか?

 

今、英検(準1級から3級)は年に最大9回受験できるようになっています。

(2021年の第2回SCBTは特別に同一級5回受験できるようになってました)

 

まずは、その現実をまだまだご存じない方がいらっしゃいますので、そこを知っておきましょう。

 

今、英検は従来型の英検だけではなく、パソコンで受験する英検SCBT試験があります。

 

SCBT試験は私のいる地域だと太田市、前橋市、小山市などで受験が出来るのですが、毎月どころか毎週英検を実施しています。

 

2週連続で同じ級の英検を受験する事も今は可能なのです。

 

そしてSCBT試験の一番のメリットは1次試験と2次試験を同日に受験できるという点になります。

 

従来の英検では1次試験で不合格になってしまえば2次試験に進めなかったのですが

 

SCBTでは1日に1次試験、2次試験を一気にやってしまうので、最後まで受験できるのです。

 

最後まで受験できるとなぜ有利なのかを実際に受験をしてきた涼木が説明しますね。

 

今の英検は単に合格、不合格ではなくCSEスコアという点数で評価されるようになっています。

 

もし英検準1級を受験して不合格になってしまった場合、得られるCSEスコアは1次試験で実施したリーディング、リスニング、ライティングの3技能分のみになってしまい、スピーキングは受験してませんので当然0点扱いになってしまいます。

 

それではスコアが低いためにどこの大学にも出願する事は出来ませんね。

 

しかし

 

SCBTで英検準1級を受験してCSEスコアが2301点(合格点は2304点です)で残念ながら不合格になってしまっても

 

きちんとスピーキングまで含めた4技能分のスコアをGETする事ができ、それを入試に利用することが可能です。

 

具体的に立教大学を見ていきましょう。

 

 

 

こちらが立教大学2023年度入試の一般選抜解説動画になります。

 

受験予定の方は一度目を通しておきましょう。

 

立教大学一般入試では大学独自の英語試験をなくし、英語の点数は共通テストの点数または英検などの試験を利用して入試判定を行う事になっています。(文学部では一部個別入試が残っています)

 

その判断基準ですが

 

共通テストの点数 または 英語外部試験の点数 良かった方を採用する。という事になっております。

 

一般入試における英語外部試験の入試への換算基準は公表されておりません。

 

しかしながら共通テスト利用入試ではその基準が公表されております。

 

その具体的な数字ですが

 

今年(2022年)基準が変わりました!!注意が必要です。

 

CSEスコア2450点を取っていれば、共通テストは満点扱い

 

CSEスコア2400点で、共通テスト95%扱い

 

CSEスコア2300点、共通テスト85%扱いになります。

 

(CSEスコア2300点というのは英検準1級ギリギリ不合格の数字です。)

 

※上の添付動画にもありますが、こちらは共通テスト利用型入試における得点換算になり、一般入試はまた異なります。(一般入試についてのデータもありますので塾生は気軽に声をかけてください。)

 

 

2300点では英検準1級不合格なのですが、それでも立教大学は共通テスト170点とみなしてくれます。立教大学が判断するのは合否ではなくスコアのみなのです。

 

英検準1級で難しいのは当然1次試験になるわけですが、1次試験で落とされてしまったら2次のスピーキングの分のスコアはもらえませんから、このスコアを利用するのは不可能です。

 

そういう視点から見てもSCBT受験は利用する価値があると言えます。

 

知らないと不利になってしまいますので、しっかりそういった最新情報はGETするようにしておいてくださいね。

 

英検を勉強する上でのオススメ教材は過去問です。

 

英検準1級は作文で満点を取ってしまえばR、L ともに6割でも突破できます。

 

英作文満点で準1級を突破してしまいましょう!

 

 

 

2023年度入試の英語外部試験利用入試で利用できるスコアは立教大学の場合

 

2021年1月7日以降に受験した英検のスコアになります。(動画でご確認ください)

 

2022年度入試(2022年2月実施)の試験ではなんと2300点で満点扱いでしたが、さすがにゆるかったようで今回は基準が厳しくなってしまいましたね。

 

厳しくなってしまいましたが、ちょうどよいスコアになったような気もします。

 

うまく英検を利用にうまく大学受験を戦い抜いてくださいね。

 

受験生の皆さんを応援しています!

 

逆に立教大学には英検を利用しない英語入試がたった一つだけ残っていますね。

 

文学部の個別入試です。

 

【大学入試オンライン講座】立教大学文学部個別試験英語【文法問題】

 

Web学習塾 The Strokes では立教大学文学部個別試験英語の文法&正誤問題の集中学習コースを開講しています。

 

私、涼木自身、受験生の時に立教大学経営学部を受験し合格しています。

 

英検の対策はしっかりやってきたから語彙や読解は自信が付いてきたけど、文法、特に正誤問題が心配だという受験生の皆さん!

 

7月末まではレッスン料金10%割引で受け付けております!

 

気軽にお申し込みください。