今日は岩手・大船渡。
静岡文化芸術大学の有志によるプロジェクトに、講師としてお招き頂きました。
…これは、楽器のまち・音楽のまち浜松市に立地し、文化政策とマネジメントに関する国内主要研究・教育機関である静岡文化芸術大学から、浜松市が集中支援する岩手県大船渡市を対象に、教育機関における児童の音楽活動を支援する活動…
(静岡文化芸術大学ホームページより一部引用)
昨年は私が担当しましたが、今年はリズムさんに行ってもらいました。
(リズムさんに代わって私が代筆します。)
素敵な写真を撮ってくれたのは、「絆プロジェクト三陸」の出羽さんです。
以下、授業プログラムです。
①始めの挨拶~リズムさん登場
②パフォーマンスを体感しよう!
③ハンドソニックを体験しよう!
④オリジナルのリズムを創ってみよう!
⑤電子テクノロジーを駆使したアンサンブルをしてみよう!
⑥身体全身で歌ってみよう!
⑦終わりの挨拶
対象は小学校3~5年生、1クラス15-30名。
通常授業の枠内である45分という限られた時間の中で、なかなか盛り沢山な内容でした。
ポピュラー音楽のリズムに対するノリ方を、この短時間で掴んでいた子供も何人かいました。
授業の後半では身体全身を使って歌ったので、それぞれ自分の殻を破るきっかけになっていたら、この上なく嬉しいです。
打楽器教室2日目の朝8時6分に地震がありました。
震源地は三陸沖、震度4。
間もなくして、津波注意報が発令。
その後は注意報も解除されて、ほぼ予定通りの行程になったのですが、地震直後の緊張感はなかなかのものでした。
ここに住んでいる方々にとってみれば、地震が来るたびに、あの時の事が思い出されるのでしょう。
なんとも居た堪れない気持ちになりました。
しかし、その時の大人たちの迅速かつ的確な対応と、子供たちの平常心っぷりは心強かったです。
確実に経験値が上がっていて頼もしく感じました。
大震災から4年が経とうとしています。
復興支援は正念場です。
このような素晴らしいプロジェクトを継続させるにも、新しい要素などのテコ入れが必要になってきているでしょう。
私自身も今回参加させて頂き、気持ちが改まりました。
これから先、音楽家として教育家として何ができるのか。
じっくり考えて行動に移していきたいと思います。