「この曲、なあんだ?」
え?!何この曲。
む、ムズ‼️
うちの教室では、イントロクイズをやります。
でも、普通とちょっと違うんですよ。
問題を出すのが生徒さん、答えるのが先生。
ドSの生徒さんがドMの先生に出題するんです。
よって、超難問ばかり(笑)
誰か助けてくれ〜〜!😱
ところで、問題を出すのって結構難しい。
なにせ、曲を知ってなきゃいけないんで。
いや、音楽だと曲だけど、理科なら植物の名前、国語なら漢字や作家さんの名前・・・
知らなきゃいけないんですね。
ってことは、要は、人生経験なんです。
知ってることの「引き出し」から、いろんなことを引き出すんです。
そう考えると、
「強く」「速く」「正確に」
っていう3大ピアノテクニック=THS(注:なんでも略す癖あり)
だけじゃ、演奏できないってことなんです。
なぜなら、大事なことが抜けてるから。
なかでも
「音色」
これ、めっちゃ大事ですよね〜✨
キューバ出身の巨匠ピアニスト、ホルヘ・ボレットは若いピアニストに、
「君はとっても上手い!ただ、音のパレットがたくさんあるといいね」
とアドバイスしたそうです。
音のパレット=音色🎨
じゃあ、音色ってどこで学べるんでしょう?
それはレッスン室の「外」
雄大な景色、街を行き交う人々、天気や気温、夕焼けが夜になるグラデーション、流れ星・・・・🌟
それらがすべて「音色」になります🎨
例えばニワトリさんは「白」だけじゃなくて実は、いろんな色のがいる🐔
衝撃の事実!こんなの、レッスン室の中じゃわかりませんよね。
だから、
「遊んでばっかりいないで練習しなさい!」
じゃなくて、遊ぶことも練習なんですよ。
表現したい音がなければ、そもそもピアノ弾けないでしょ?
「強く」「速く」「正確に」の「メカニック」だけじゃなくて、
「音色」「感情」含めた「テクニック」!
僕は、自分の演奏含め、そんなテクニックを大切にしています😊
🌸いろんな音色が自然に身に付くエチュード、出版予定です✨
演奏=片野恵先生
いつもありがとうございます😊