もつやき みのる(中目黒)
久しぶりの 「もつ焼き みのる」
三年ぶりくらいだろうか?
久しぶりに寄る店が、変わらず元気だとすごく嬉しい。たまに、久しぶりに行くと潰れてることがある。世知辛い世の中、意外に店は潰れる。
みのるの女将は、美人で巨乳でいいひと(笑)
久しぶりに来たら、この三年の間に、結婚して出産してて驚いた。
この店、中目の「大樽」の裏あたりにひっそりとあるのだが、もつ焼きを始め、料理がどれも美味い上に、居心地が最高。
特に「栃尾のあつあげ納豆」(写真)がめちゃ美味い。
新潟は栃尾名物、油揚げ。
メニューには栃尾の「あつあげ」とあるが、栃尾のそれは、厚揚げに見えて「油揚げ」。地元、栃尾市では「あぶらげ」と表記し、それはそれは、かなりデカくて分厚い。
でもそれを知らない人には厚揚げにしか見えない。だから、この店が「厚揚げ」と書いてるのも納得。
長さ20cm・幅6cm・厚さ3cm。
そんなジャンボサイズながら、栃尾の油揚げは、鍋で2回 、低温鍋と高温鍋で1回ずつ揚げることで、中までふわふわ。
口に入れるとパリッとした歯ざわりと適度な弾力がある。
そのままでも美味いが、煮物などにも使える。みのるでは、真ん中に納豆を入れ、ネギをのせて出てくる。
まずは、ネギなしのとこをそのままかじる。大豆の風味が広がり、ハイボールが進む。さらに、醤油を軽くたらし、納豆とネギ、大根おろしとともに。これはやはり、厚揚げとは違う、贅沢な油揚げ。いや、あぶらげ。
昔、家の近所の豆腐屋さんの前をら通ったときの香りが口に広がり、幸せになる。
一人で、そんな郷愁にひたりつつ、女将の手があいたのを見計らって、話しかける。
綺麗な女将と、話しながら飲めて食べれて、、、
夜、帰りに腹が減って、鬼に「今から帰るけど俺のメシある?」と聞いたところで「うちは食堂じゃない、急に言うな、事前に予約しろ」と怒られるのがオチ。かといって、ラーメンとか日高屋で胃を満たしたくない、わがままなドスケべ男の一人メシに、この店のカウンターはいい。(そこらのガールズバーやスナックの百倍良いよ)
カウンターでの一人メシ、テーブルでは飲み会にオススメ。