うなぎ藤田(白金台)
明治25年ごろ、浜名湖で獲れたうなぎを、
長野県飯田市のとある割烹に歩いて運んで行商する男がいた。
長野県飯田市のとある割烹に歩いて運んで行商する男がいた。
今よりさらに高級食材だった、うなぎ。
長い道のり、途中、天竜川の水を何度も何度もかけて、鮮度を保ちながら……
男の名は、藤田金三郎。
うなぎ藤田の初代です。
その行商が、のちに養鰻場となり、
昭和39年、うなぎ専門店の開業へとつながる。
長い道のり、途中、天竜川の水を何度も何度もかけて、鮮度を保ちながら……
男の名は、藤田金三郎。
うなぎ藤田の初代です。
その行商が、のちに養鰻場となり、
昭和39年、うなぎ専門店の開業へとつながる。
浜松で4代続く、「うなぎ藤田」。
現在の4代目は、僕の地元・浜松の親友で、
帰省したときには、うなぎ大好きヒデコ(母、でぶ)を連れ、
美味しい鰻を食べさせてもらってます。
そんな4代目・藤田くんのお店が、ついに東京に進出します。
現在の4代目は、僕の地元・浜松の親友で、
帰省したときには、うなぎ大好きヒデコ(母、でぶ)を連れ、
美味しい鰻を食べさせてもらってます。
そんな4代目・藤田くんのお店が、ついに東京に進出します。
今日(水曜)のランチからグランドオープンなのですが、
僕のグルメ仲間と、ひと足先に藤田 白金台を楽しませてもらいました。雰囲気も素晴らしく、うな重が最高。蓋を開けた瞬間、ほんのり焦げた香ばしいタレの香りが広がる。
浜松の味を、そのまま東京で味わえるということで、僕はもちろん、食に精通した仲間たちも、ものすごくテンション上がってました。
浜名湖を境に、背開きで蒸しの関東風と、
腹開きで蒸さない関西風、という焼き方に分かれるのは有名だが、
実は浜松界隈では、関東風の店も、関西風の店もあり、
さらには両方を出すお店まであるのは、意外と知られてない。
で、この藤田の焼き方は、背開き「関東風」。
うなぎの行商から、養殖も手がけ、うなぎを知り尽くす藤田のうなぎは、
食べれば分かる、臭みがまったくなく、ふっくらホクホク。
理由は、「活かし込み」という技法。
浜松の清き井戸水で、餌をあたえず1週間泳がせる。
すると独特の臭みが消え、かつ、身が引き締まり、
弾力ある身質になるそうだ。
鰻など丼や重もので、すごく大事なのは「ご飯」。
僕は水加減少なめが絶対好き。
藤田くん曰く、長野県佐久産のお米を、水加減控えめに炊いている。
なので、50年以上継ぎ足しされたタレが、
米ひとつぶ一粒に、いい感じでコーティングされて、
タレメシも、めちゃくちゃ美味しい。
そんな店のこだわりを、藤田くんが一生懸命、僕らに語ってくれる。
彼はとても熱い男で、浜松にいた頃から、
「いつかこの鰻を東京で…」と夢を抱いていただけに、今回の進出は、
僕も感慨ひとしお。
浜名湖を境に、背開きで蒸しの関東風と、
腹開きで蒸さない関西風、という焼き方に分かれるのは有名だが、
実は浜松界隈では、関東風の店も、関西風の店もあり、
さらには両方を出すお店まであるのは、意外と知られてない。
で、この藤田の焼き方は、背開き「関東風」。
うなぎの行商から、養殖も手がけ、うなぎを知り尽くす藤田のうなぎは、
食べれば分かる、臭みがまったくなく、ふっくらホクホク。
理由は、「活かし込み」という技法。
浜松の清き井戸水で、餌をあたえず1週間泳がせる。
すると独特の臭みが消え、かつ、身が引き締まり、
弾力ある身質になるそうだ。
鰻など丼や重もので、すごく大事なのは「ご飯」。
僕は水加減少なめが絶対好き。
藤田くん曰く、長野県佐久産のお米を、水加減控えめに炊いている。
なので、50年以上継ぎ足しされたタレが、
米ひとつぶ一粒に、いい感じでコーティングされて、
タレメシも、めちゃくちゃ美味しい。
そんな店のこだわりを、藤田くんが一生懸命、僕らに語ってくれる。
彼はとても熱い男で、浜松にいた頃から、
「いつかこの鰻を東京で…」と夢を抱いていただけに、今回の進出は、
僕も感慨ひとしお。
ちなみに浜松城は出世城と言われていて、
浜松の地酒「出世城」も縁起もの。藤田の浜名湖うなぎに合う。
浜松の地酒「出世城」も縁起もの。藤田の浜名湖うなぎに合う。
いつも以上に熱が入ってしまいましたが、
そんな僕が愛する地元で人気の店、親友の店、
ぜひ、東京で、さらに有名になったら嬉しいです。
デートならカウンターで焼きの様子をガラス越しに見ながら。
8名入れる個室もあって、ファミリーやお祝い、接待などにもいい。
詳しくはこちらを
肉マイスター田辺くん、アンジャッシュ渡部さん、フードジャーナリスト里井さん、ライター岩谷さん他