マル・デ・クリスチアノ(代々木公園) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

マル・デ・クリスチアノ(代々木公園)


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この春から、新たに3本のレギュラー番組に関わらせていただく。
1本はヒロミさんとパンサー向井くん司会の、
美女たちの日曜日 」(テレビ朝日)。
正月特番で数字が良くて、驚きのスピードでレギュラー昇進w
1本は汐留方面のBS。
1本は赤坂方面の、あさの生情報番組のリニューアル。
何かと刺激的な春だ。

昨日は「日経トレンディネット」の取材を受けた。
たべあるキングの連載。バルについて。
カウンターのご飯屋さんが大好きな僕は、美味しいバル探しをライフワークとしているが、
ライターさんから「バルの定義って何ですか?」と聞かれた。

ま、お酒を飲む「バー」とは違い、「バル」はスペインバルをルーツとしてるので、
「バーと食堂が一緒になった店」というのが恐らく正解。

だが、僕の勝手な持論では、
バルとは「カウンターがあって、カジュアルに飲み食いできる店」だと思っている。
そして最近、日本酒バル、肉バル、寿司バル、餃子バルなど、
「○○バル」が異常に増え、多様化している。
詳しくは、先日更新された日経トレンディネット 「食のトレンド大捜査 」の記事で!

そんな今日この頃。
「マル・デ・クリスチアノ」である。
ここを一言でいえば、ポルトガル料理の魚バル。
カウンターがあり、カジュアルにわいわい盛り上がっている。

「クリスチアノ」という人気ポルトガル料理の店が
母体として近くにあり、
その3号店を、「魚介」に特化。

国の半分が海に面しているポルトガルは、
日本と食文化が似ている。

ここは、そんなポルトガルの魚介料理をあれこれ楽しめ、
どれも異国情緒を感じながら、日本人の舌に合う。
ワインも豊富で、グラスで数種類。
雰囲気もお値段もカジュアルではあるが、
侮るなかれ、席によっては夜景も見え、
僕が大好きなカウンターは、実に奥行きが広く、料理が何皿か
並んでも、狭さを感じないのがいい。

最も感動したのが、写真のこれ。
〆のリゾット(ブタとハマグリ)なのだが、
一瞬、目を疑う、大きな鍋で出て来る。

これが日本の両手鍋だったらダサいのだが、
ポルトガルの雰囲気(知らんけど)漂う、家庭的だけど、
それがお洒落に見える鍋なのがいい(笑)

おたまで皿によそうと、
ご覧のように、ゴロゴロした豚肉とハマグリがたっぷり。
イタリアンのリゾットよりも、日本のおじやに近い、スープひたひた系。
そして、このスープが衝撃の美味さ。

魚介専門のお店、当然、ベースとなる出汁に魚介の旨みが
染み出していて、ほんのりクミンなどのスパイスに異国を感じ、
ブタとハマグリの味と香りが全体を1つに包んでいる。

メニューの「豚ハマグリ」というのを見たとき、
「え!ブタのようなハマグリ?」と、一瞬、戸惑った
(そうじゃなくてw)
ブタとハマグリ。
肉と魚介? 合うのかな、と思うが、言ってみれば、
ラーメンでいう、動物系と魚介の「Wスープ」、美味そうだ。

で、そのスープが、濃厚なのだが、さらりとしていて、
お米が飲み物のように喉をぬけていき、
魚介とスパイスのいい香りが鼻腔をくすぐる。

他にも、カキのフリット的な、天ぷらのような美味い料理があったり、
レバーなど内臓の煮込み料理を缶詰めにして出したり、
面白くて、しかも全部うまい。
そしてお値段も驚きの安さ。
客層は女子多し。
そりゃ流行るに決まってる。

女子会、デート、合コンに、超おすすめ。