鉄板炭割烹 ささお(渋谷) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

鉄板炭割烹 ささお(渋谷)


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雑誌「ゲーテ」で、秋元康、小山薫堂、見城徹という
稀代の美食家が、生涯のレストランを紹介。
これまで行った店の総括的な内容。

自分で言うのも何だが、これまで、こういった方々が雑誌などでお薦めしてた店は、
受験生が赤線を引くようにメモし、行きまくって来ただけのことあり、
そのほとんどが、僕も行かせてもらったことある素晴らしい店ばかり。

「爪の垢を煎じて飲む」という言葉があるが、
尊敬する方が食べて唸ったメシを食べると、
なんだか、その人のようになれるんじゃないかという錯覚をするものだ。

そんな今日この頃。
その「ゲーテ」の中で、行ったことない、気になった店。
秋元康推薦のその1軒が、「ささお」である。
秋元さんが薦める店というのは、たいがい、ただ美味いだけじゃない。
必ず、何かしらの物語がある。

渋谷インフォスタワーのさらに先。
駅から歩くと、静かな路地裏を通り、この先に、店なんかあるの?という場所。
しかも、普通の年季の入ったマンションにたどりつく。
入り口がわからず、店に電話すると、
「地下駐車場を通り抜けた先に……」と案内され、
マンションの住人になった気分で、地下駐車場を抜け、
その先にある、黒い扉の横のインターフォンを押すと対応してくれ、
入れる仕組み。

看板もなければ、店とは絶対わからぬ外観。
知らない店に行くときの、こういった「皿までのストローク」というのが、
僕は大好き。
いい温泉は、エントランスまでの石畳や景色などに風情があったりするが、
楽しいご飯屋さんというのも、そこにたどり着くまでの、何ならあえて一度、
迷う感じが、アミューズメントとして楽しい。

ドアを開けると、靴を脱いであがり、
厨房から直に料理が渡せる個室もありつつ、
奥のほうに、カウンターと厨房が広がる。

知り合いの家に遊びに来たような落ち着く感じと、
秘密基地のような特別感がある不思議な店。
かと言って会員制ではないのもいい。
知る人ぞ知る感じ。

料理は、トータル割烹和食なのだが、
この店を開くにあたり、ご主人は、1年、肉修行をしたという。
肉の仕入れから、熟成、火入れ具合を勉強し、その結果の鉄板炭割烹というわけ。
お造りから、ホタルイカと海苔の天ぷらなど、
和な感じで入りつつ、メインの肉がやはり秀逸。

但馬牛A4~A5ランクの、イチボや、サーロイン、ハラミといった3種類を、
少しずつ出してくれる。
一口目は、まずはそのまま。
40日ドライエイジさせた熟成肉なので、噛むとジュワっと味が広がる。
さらに、添えられた塩、わさび、燻製塩、黒胡麻油などを、
ちょんとつけていただくのだが、感動したのが、ポン酢バターというやつ。
ポン酢とバターを、独自の手法で融和させたらしい。
これがなんとも言えない美味さ。

〆は名物、焼きカレー。
いい肉の切り落としでダシを取り、ぜいたくにも
その肉などは取り除いた美しいカレーソース。
そこにオコゲ入りのドライカレーが添えられ、
これがお腹いっぱいでもぺろっといけてしまう。

お忍びデート、合コン、接待などにいいね。



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