銀座しまだ(銀座) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

銀座しまだ(銀座)

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映画「仮面ライダー×スーパー戦隊スーパーヒーロー大戦」を見た。
息子にとっては、フォーゼ(現・仮面ライダー)とゴーバスター(現・戦隊シリーズ)、
夢の共演。
僕にとっては、あの仮面ライダー1号からストロンガーまでの
7人ライダーが、今、映画館で見れること。
そこに、あのゴレンジャーまでもが加わって…
なんだか不思議な感じだった。

そんな今日この頃。
銀座しまだである。
グルメ仲間の間では既に有名だが、
人気の高級割烹、麻布「幸村」で腕を振るった島田氏の店。
至高の料亭料理を拍子抜けするような庶民的価格で食べられると評判。

コリドー街近くの路地裏。
外観は高級な感じなのだが、
開けると、カウンターに8人ほどのお客が立ちで食べている。
そう、実はここ、高級料理を「立ち飲み」スタイルで楽しめる店。
その分、値段が安い。

例えば、伊勢海老と雲丹のジュレ。
伊勢海老の甘くて濃厚な出汁がジュレとなって雲丹と一つになり、
一口食べたら口の中が幸せになる。
幸村で出てもおかしくない高級感。

フィッシュカツのような庶民的料理も、
風味が懐かしいのに、パン粉が繊細で高級感がある。

そして、ここのスペシャリテが、カラスミそば。
人気だから売り切れる前にキープしておいたほうがいいのだろうか。
聞けば「〆というよりは、お酒のアテにする感じ」だという。
早速、出していただく。

すると、ビックリするほど大量のカラスミがかかった蕎麦が登場(写真)。
カラスミは桜チップでスモークされ、香りもスゴイ。
カラスミ(ボラの卵巣)を、おろし金でおろして粉状にするのだという。

昔、代官山の「カノビアーノ」で、
初めて「しまエビとカラスミの冷製カッペリーニ」を食べた時、
このカラスミとパスタの相性のスゴさに感動したことがあるが、
まさに、あのカラスミが、粉になることで、さらに絡みがいい。
コシのある冷たい蕎麦が、まるでソースのように粉のカラスミを、つかみあげる感じ。
粉なので、くどくもなく、いいバランス。
これのバチコ(ナマコの卵巣)版もあるらしい。

立ち飲みなので、皆さん、そんなに長居はせず、回転もいい。
「立ち飲み」で出すことで、高級料理を安く提供できる。
これはよく出来たシステムだ。

予約は出来ないのだが、唯一ある4人がけテーブル席に、
3人以上であれば、予約が出来る。
だがテーブルはなかなか取れないプレミアシート。

ひとりメシ、女子会、2回目以降のデートに使える感じ。

PS
グリコ「プリッツ」キャンペーンボックスのお仕事に関わっている。
お時間あったら見てみてください。
5分ほどの誕生日サプライズムービーです。