今福(白金高輪)
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3才の息子が「仮面ライダーフォーゼ」というのにハマっている。
毎朝、同じビデオを見させられる。
本屋で仮面ライダーフォーゼの本も買わされた。
だが、この本がよく出来ていて、
僕ら世代が夢中になった、仮面ライダー1号から、V3、アマゾン、
X、ストロンガーなども写真付きで載っている。
つい懐かしくなり、YOUTUBEで見てると、
バカ息子もアマゾンの変身にハマる。
で、5月に公開される仮面ライダー映画では、
歴代仮面ライダーはもちろん、
あの「ゴレンジャー」までも共演するようだ。
間違いなく行くね(笑)
親子、両世代で楽しめる、うまい戦略。
そんな今日この頃。
すき焼き、というと、家の食卓で食べるもの、
というイメージがある。
焼肉、しゃぶしゃぶに比べ、外ですき焼きを食べた数は、
極端に少なく、多分ここ10年ぐらい、外ですき焼きを食べてない。
しかし、あえて外ですき焼きを食べるべし、
と言えるお店がある。
焼肉ジャンボ、ミート矢澤、ホルモン稲田、鶴見、ブラッカウズなど、
数々の黒毛和牛料理に特化した店でヒットを飛ばし続けるヤザワミート。
あのヤザワミートが満を持してオープンした肉グルメの究極店。
それが、しゃぶしゃぶ&すき焼きに特化した「今福」だ。
場所は、
ジャンボや鶴見のある白金エリアの路地裏。
料亭な雰囲気の格子戸を開けると、
店内にカウンターが広がり、
まるで、鮨屋か、割烹のよう。
1Fはテーブル席。
2Fは、いい感じの個室がいくつもある。
前菜は、ゆりねのすり流しと、和牛だしのジュレ、雲丹乗せ。
そして、おひたし。
お肉のお刺身が秀逸で、
センマイや、ミノ、ハツなど、一口で鮮度の違い、
洗い方の丁寧さがわかる美味さ。
そしてメインのすき焼きに早めに行く。
店員さんが、
分厚い鉄鍋を熱し、ゴロリとした脂の塊を、
鉄鍋の繊維に染み込ませるように、丁寧に敷いて行く。
この脂も、実は、極上A5の黒毛和牛サーロインの脂。
食べたら美味そう(笑)
だから鉄鍋への、染み込み具合が違う。
5ミリ厚で、かなり大きく切られた極上肉を、
鉄鍋の上に、ジュワリと寝かせる。
注がれた割り下の、甘辛い香りが鼻腔をくすぐり、
なんとも言えない幸せな気分に。
程よく焼けた肉を、よーーくかき混ぜた卵に、
まずは、ちょんと軽めに絡ませ、一口食べる。
なんだこの食感は!
柔らかく、歯がスッと入るのだが、ちゃんと繊維の跳ね返る感じがある。
風味は、決して脂っこくなく、旨味と野趣が口と鼻に広がる。
美味い肉というと、ステーキ、焼肉、しゃぶしゃぶ……世の中にあまた有るが、
すき焼きで、こんなに幸せな一口を感じたのは初めてかも。
ふた口目は、卵をたっぷり絡ませて…
さらにまろやかになり、甘い。
次はライスの上に乗せ、ローリングしてばくり。
もう、何も要らないね。
世の中に、こんなに旨いすき焼きがあったのか。
そんな感じ。
なぜこんなにも美味いのか。
聞けば、この肉、2週間寝かせて熟成させている。
そういえば、店の1F、
ガラス張りの熟成庫で、塊の肉が寝ていた。
あの感動の一口は、黒毛和牛のみに特化した肉のプロ、
ミート矢澤だからこその技なんだと思う。
「餅は餅屋」と言うが、肉は矢澤だな。
デートはもちろん、接待、合コン…
ファミリーでもいい。
いろんな場面で使いたくなる店だ。
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(企画監修:すずきB)