二条椿(京都)
2012年も、宜しくお願いします。
年末買った「ガラポンTV」。
過去1カ月分の全番組を、
出先から携帯やPCで見れる。操作性にやや難ありだが、
まあでも、会議中や雑談してて、番組が話題に出たとき即見れて便利。
そして年始に買った「レグザ」ビデオ。
(ビデオって言わないけど)
これまたスゴイ。リビングの大画面でも見れる高画質で、
全番組を過去2週間分見れる。これで録画予約は不要。
そんな今日この頃。
正月、久しぶりに京都へ行った。
寒い寒い京都で食べるご飯は、ひときわ美味く感じる。
京都のグルメ友達にお店を取ってもらった。
京都は、人の紹介だと扱いが違う。
京都ランチといえば、「御幸町つばき」が有名だが、
そのカジュアルラインとして、最近ひとしれずオープンしたのが、
この「二条椿」なのだという。
人が一人通れるぐらいの、京都らしい狭い間口、
打ち水がしてある長い石畳の先に、その玄関はあった。
1階は雰囲気のいいカウンター。
夜はバーとして使える。
2階にテーブルと個室。
その個室がまたいい。
高さ・幅、60センチほどの小さな入口から、
体をくねらせて入る、「にじり口」。
これは、茶室の作りで、
現世と遮断する意味と、武士が帯刀して入れないように。
京都らしい。
窓の外には雪が舞い、テンションがあがる。
海老芋のすり流し、平目の昆布〆のお造り、
白味噌のお雑煮など、京都らしい料理を少しずつ。
鰤照りが、なんとも上品なのに美味。
一瞬、物足りない味かと思うが、いやいや、これぞ京都。
目を閉じるとジワリと感じる奥深さがある。
〆は、土鍋で炊かれた、雲丹と鯛の炊き込みご飯。
大将自らやさしくよそってくれる。
香りの良いもみ海苔をパラパラとかけ、
お吸い物と漬物と一緒に頂くご飯は最高のぜいたくだ(写真)。
改めて日本料理は素晴らしいと思えた。
夜は、今回の旅のテーマ、「初心に返る」場所へ。
17年ほど前、まだ学生だった頃、
京都の友達に「京都では、正月にいもぼうを食べるのよ」と教えられ、
食べて感動したことがある。
17年ぶりに、なんだか同じものを食べてみたくなった。
今食べたら果たしてどうなのか。
雪がちらつく八坂神社でお参りし、
寒い寒い円山公園を歩いて「いもぼう平野屋本店」へ。
温かくほっとする、この感じ、懐かしい。
さすが、老舗の京都、17年ごときでは、店の雰囲気も料理も、みじんも変わらず。
鱈(海の幸)と海老芋(山の幸)との「出会い物」として縁起が良い、
という理由はすっかり忘れていたが、なるほど、やっぱり美味しかった。
いろんな思い出が蘇えり、なんだか初心に返れた。
PS
夜中、一人ホテルを抜けだし、
バータイムの「二条椿」へ。
いいワインがグラスで飲めて、これまた最高だったw
★お知らせ★
■1月21日(土)15時~
CHEF-1チャリティ「世界一贅沢なBBQパーティ」開催。