もち豚とんかつ たいよう(武蔵小山) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

もち豚とんかつ たいよう(武蔵小山)

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公開前、ミーハーな鬼が「モテキ」をやたら見たがっていた。

「あんなのモテないやつしか見に行かねーだろ」とバカにしてたのだが、

思いのほか、最近、見た人の評判がいい。


ある番組では、「長澤まさみのキスがエロい」

「ああいうキスを女子はしたがってる」と、全員が見ていた。

その番組では、キスがテーマだったので、

台本を書く上でのリサーチと自分に言い聞かせ、会議後、

恥ずかしながら、一人で見に行く。

誰かに会ったりしたら、そう言い訳しよう。


で……

暗闇から僕を呼ぶ声。

別番組の女性スタッフが、一人で見に来ていた。

しかも席が、僕のとなり。

よりによって。

他にも席いっぱいあいてるのだが、指定だから仕方ない。

いきなりエッチなシーン満載で、かなり気まずいのだが、

モテキ、かなり面白かった。


Twitterやってる人にとっては、「わかる、わかる」な、共感部分が多い。

選曲もいい。

そして、長澤さんがかわいいこと。改めてファンになった。


そんな今日この頃。

もち肌、もち豚、という言葉に、つい人は引き込まれる。

この店の名前もそうだ。

もち豚とんかつ…たいよう。


武蔵小山の商店街から、少しはずれたところ。

昼から行列。

カウンター10席ほどの小さな店で、

寡黙でマジメそうなご主人と、恐らく奥さまの二人で切り盛り。

どんなに込み合っていても、マイペースで、丁寧にお仕事されている感じが、

とてもいい。


そして、カウンターに座り、とんかつを食べずして、

「間違いないだろな」と確信。

それは、ご飯を「ガス釜」で炊いている。


うちのお袋も、ずっとガス釜にこだわっていて、

このほうがふっくら炊ける、ジャーに移し替える作業するときに、

米に空気が入るんだ、と語ってるのが昔は意味不明だったが、

大人になって、確かにそうかもと思う。


とんかつが大好きなお袋が、「とんかつがウマくてご飯が残念な店はあるけど、

その逆はない」ってよく、豚みたいな顔して言ってたのを思い出す。


定番のとんかつ定食、

豚の産地持ちにはこだわらず、その日、最も美味しい「もち豚」(ブランド豚)を

仕入れているという。


まず、お皿に千切りキャベツが山盛りに添えられる。

そろそろか。

きれいな狐色に揚がったやや厚めで小ぶりなとんかつが、

まな板の上で、ザクリザクリとリズミカルに切られる。

千切りキャベツの上に、ふんわりと乗せられ、

カウンターに出て来た。


豚と油の、いい香り。

断面がキレイなピンク。

まずは何もつけずに、センターの美味しいところをひと口。

うまっ。

生パン粉で、カラリと、そして程よくしっとりと揚がっている。

ふんわり歯が入る、食べたことのない、柔らかさ。

かつジューシーで、野性味もある。

とんかつって、こんなにフワっとしてたっけ?

さぞや技があるのでは?


ご主人は、「肉がいいだけですよ」と謙遜されていたが、

恐らく、丁寧な筋切りなど、職人がなせる技なんだと思う。

そんなとんかつを、今度は塩をふり、ご飯にバウンドさせて…。


そしてご飯をはふはふ。

とんかつの油込みで、お米がこれまた美味し。

やっぱり、ご飯が美味しい店は、間違いないね。

ソースなぞつけずに食べて美味いとんかつ。


一人でもよし。家族でも、デートでもいいね。


ちなみに、「モテキ」のキスが話題になった会議は、BeeTVの「探偵マル秘ファイル 」、

ちょっとエロいです。ドコモの人は、ぜひ見てね。




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