クーリーズ・クリーク(白金) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

クーリーズ・クリーク(白金)

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スタバとか新幹線とか空港で使える無線通信、

「フレッツ・スポット」とかってのを申し込もうとしたら、

えらい面倒。


116、やっとつながった電話で、住所やらなんやら、散々答えさせといて、

ラストに「マックアドレスは?」と聞かれたが、そんなの知らん。

それが分からないと先に進めないというが、

だったら最初にマックアドレス聞いてよ。


で、指示どおり電話したが、そこが全然つながらない。

つながったと思ったら、オペレーターがアホで、

「少々お待ち下さい」と言われて20分待たされた。

なんだそれ。


そんな今日この頃。

最近、めちゃめちゃ気に入ってる中華が白金にある。

「クーリーズクリーク」。

80年代、高樹町でその名を知られた店が、白金に復活。

って話題を知ってる人は、だいたい遊んでるらしい。


そもそも、遊んでる人が行く店ってのは、駅から遠い場所の静かなとこにある。

古川橋の交差点から渋谷川を渡ってすぐの路地を右に入り、

渋谷川と平行に歩く。

静かな住宅街、不安になりながら進むと、赤いネオンの光が目印。

白い建物のドアに小さく「Coolie's Creek」とある。


中に入ると、高い天井、実は3階まである。

いつも楽しそうな雰囲気。

1~2階は食事のスペース、3階がギャラリー兼バーだが、

言えば3階でも食事可能。


料理は、四川や広東系中華を中心に、エスニックや和食のテイストもあり、

飲み屋とかバー感覚で、美味しい料理が楽しめるのがいい。

特に1階のバーカウンターはいい。

一人でもいい。

二人でもいい。

人目を忍び、ちょっと、この店の常連気分に浸って食事ができる。


全て小さなポーション、値段も手ごろ。

ザーサイの浅漬け。

普通より、白くて味もさっぱりしてるのだが、

これが癖になるシャキシャキ感。


腸詰は、ネギとパクチ、辛味噌をつけて、

紹興酒と合わせると最高。


麻婆なすは、なすの食感を残していて、

花椒の香りと程よい辛さがいい。


いつも迷うのが、坦々麺か、鶏の炊き込みご飯か。

ついつい麺に行きがちなのだが、

初めて炊き込みご飯にしてみたら、これが最高。


正しくは、「煲仔飯(ポーチャイハン)」。

土鍋を使って出てくる。

蓋をあけると、鶏肉がゴロゴロ入っていて、いい香り。

絶妙な鶏出汁が染みこんだご飯と筍の組み合わせは、

一瞬、和なのだが、かみしめると、どこかエスニック。

美味しいスープつき。

ちなみにこの店名Coolie's Creek、

直訳したら、クーリー=「苦労人」。「労働者の小川」。

いつ行っても、苦労とは無縁な、昔、遊んでました的オトナたちが、

楽しげに飲み食いしてるのが印象的。


かつてギラギラしてたであろう、今いい感じに枯れた大人。

そんなオヤジになりたいもんだ。(笑)