オルタシア(麻布十番)
見てないので、ついてけない。
あわてて当日のダイジェストを見る。
「すべらない話」20回記念SP。
毎回そうだが初見はドキドキしながら見る。
で、見終わったらもう1度、落ちついて見る。
と、やっぱり千原ジュニアさんは、すごいと思う。
オチが3段重ね。
そんな今日この頃。
恐らく日本一食べ歩いてる料理人、ヒロ山田シェフと、
たまにグルメ情報を交換しあうのだが、
「十番のオルタシア、行った? ここはデートにいいよ」
と、ヒロさん。最近、かなりのヒットだという。
予約が取れた。
網代公園のミニストップのある通り、餃子大連の地下。
「hortensia」という看板が出てるのだが、
頭で「オルタシア」をイメージしてると頭文字は「O」だと
思って、戸惑う。しかも「h」が「n」ぽいので(笑)
一見、会員制クラブ的な入口に躊躇。
ドアを開けると間口は狭いけど奥に長ーい店内で、
高級感がありながら、スタッフはとってもフランク。
メニューが楽しい。
タイトルに、仏語でmonplasir(モンプラジール=私の好きなもの)と書かれていて、
前菜、メインから4つと、デザートから1皿を選べる。
極端な話、メインから4つ選んでもよい、という自由さがいい。
メインの肉を3皿ってのもいつかやってみたいが、
初回なので人気なのを、2つずつチョイス。
オマールのラビオリ、めちゃくちゃ美味し。あれは絶対、食べるべし。
リードヴォーも包まれていて、オマールの甘くて濃厚なソースが
いい感じでラビオリ生地で1つにまとまってる。
ソムリエさんが選んでくれる白と合わせると、口の中でとろけるよう。
そしてメインで人気なのが写真のこれ。
ラムチョップのロースト。
ラムが、桜チップで燻製されていて、いきなり鼻孔をくすぐる。
ポルトベールというブラウンマッシュルームのグリルが添えられ、
その、フォアグラにも似た高貴な香りのソースでいただくのだが、
これが、何とも柔らかくて獣臭もほどよい。
ちなみに、ラムチョップの「チョップって何なの?」と、思う。
チョップと言えば空手チョップだ(笑)
フランスでは羊の助骨8本のブロック状のものをラムラック、
それを切り分けたものを ラムチョップ(チョップ)と呼び、
チョップ=カットしたものってことだね。
このメイン、赤シラーと異常に合う。
いやあ、いい店。人に教えたくない店の筆頭だ。
ミシュラン取るだろね。ここ数年で、デートにいい店№1。
しかも、お手頃値段なのが泣ける。
店名の「オルタシア」とは、フランス語で「紫陽花」(あじさい)。
小さな花がいくつも集まって1つの大きな紫陽花になるように、
いろんな人たちの"想い"がこめられてるんだとさ。
大満足で、さて、帰るか。
すると、ここを教えてくれたヒロさんが仲間とお店に。
ヒロさんも相当お気に入りのようす。
そんな、グルメなプロにも愛される店なのだ。
PS
来たる6月30日(木)
CHEF-1 の、とある新プロジェクトが発表されます。
特に、これから結婚しようとしてる方、当日をお楽しみに!