カルネヤ(神楽坂)
「完璧なる愛」を意味するタイトルの、ウェディングにまつわる、
素敵な企画をお手伝いしています。
CHEF-1 スタッフと、今回コラボする関係者の皆さんと、コツコツ準備してきた。
そのレセプションが、いよいよ明日、30日木曜のお昼に迫り、
果たしてどれくらい盛り上がるのだろうか、みんな満足してくれるのだろうか、
いろんなことに怯えている。
うそ、超ワクワクしている(笑)。
そんな今日この頃。
「肉食女子」という言葉…
それは、「女子は男子に積極的」って意味なんだが、
同時に、食べる肉も好き、って言われてるけど、どんだけ好きなのか、ずっと気になっていた。
そこで、「肉祭り」である。
巷のリアクションを見るためにも、知人に頼んで開いてもらった、肉を軸にコース仕立てにした、
スペシャルメニューのオフ会。
僕をフォローされてる方は記憶にあるはず。
直前で数席キャンセル出て、ツイッターで女子向けに空席募集したところ、
中野さんや高須さんらセンパイたちからの、「騙されるな、肉はあなた自身、食われるぞ」
という面白RT(笑)もなんのその、いや、そのお陰か(笑)、
あっという間に定員超える応募が女子からあった、あの肉祭りだ。
仕切ってくれたのは、肉食女子の代表、
ホルモンヌとして活躍中のフードライター、小口綾子さん。
会場は、“肉イタリアン”として有名な、「カルネヤ」。
18名で貸し切っての会。
カルネ=肉、つまり「肉屋」という意味の店名で、
シェフのご実家は精肉店ということもあり、幼い頃から、
肉の見極めを叩きこまれる、いわば肉の天才。
もちろん、良い肉を見極めるだけじゃない。
どう熟成させ(今はやりのエイジングね)、どう料理するかも熱心に
研究され、素敵なイタリアンに昇華させてる店。
冒頭、シェフが、お肉のでかいブロックを抱えて皆に見せてくれ、
熟成具合を実際に、一人ずつ嗅がせてくれる。
鼻を近づけ、嗅いでみると、まるでゴルゴンゾーラのような、
そう、香りで赤ワインが飲めそうな発酵臭。(=カビ臭)
カビのカーテンが美味さを守っているのだという。
最初に出て来た、和牛レバーの香草ソースカルパッチョに、
いきなりカウンターパンチ食らう。
舌にからみつくようなネットリ感と、
飲み込みたくないほどの甘さは、いったい何だろう。
さらに、蝦夷鹿のカルパッチョも素敵。
いわて門崎丑(かんざきうし。ブランド牛)のカルネクルーダ、
トリュフが乗ってて、香りも最高。
カルネクルーダってのは、言わば、タルタル、生肉です。
ウズラの塩麹漬けグリルも素晴らしい。
モツ・クッキングは、あらゆる内臓部位を甘辛く炒めたものなのだが、
添えられたパクチーと異常に合う。
さらに、いわて門崎丑を、丁寧にアロゼしたロースト(写真)。
アロゼってのは、肉からにじみでる脂とソースを何度も何度もかけて、
ゆっくり火を入れてく方法。なので、火の入りがベスト。
中は美味そうなピンク。
さらに、60日ドライ熟成した、ホルスタインのサーロインを使用したカツレツや、
カツレツとは別のホルスタイン・ドライ熟成のリブロースを使用したステーキなど、
まーーとにかく肉祭り。
そして、僕ら男子は既にお腹いっぱいなのに、最後まで堪能する美女たちは、
まさに肉食。肉食女子は、たしかに存在したのである。
カルネヤ。
雰囲気は、気軽に入れるトラットリア。
デートで焼肉より、イタリアンがいい、でも肉をがっつり堪能したい、
というカップルや、肉食女子との合コンにいいかも。
世の独身(肉食)女子の皆さん、ぜひ幸せな結婚をしたら、
宇宙一おいしい披露宴を開いてください!
明日の午後13時ごろ、その全てが明らかになります……
PS
肉もいいけど、野菜もね!(笑)
野菜スイーツのカリスマ、「ポタジエ」柿沢安耶さんの夢がカタチに。
「野菜で野菜を食べる」という今までにないコンセプトの、
「6色バーニャカウダソース
」、とっても美味しいです。