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朝、「ルナレガーロ」の3rdシーズンの最初の試食会議で

赤坂「四川飯店」へ。


「つきぢ田村」田村さん、「四川飯店」陳さん、「日航ホテル」河合さん

「トシヨロイヅカ」鎧塚さんらが集まり、

試作を試食。


うん、素晴らしい。

3rdシーズンも楽しみだ。

終わって、総勢15人ぐらいで円卓を囲み陳さん料理でランチ。

美味すぎ。しかも、大勢で食べる中華って、合宿みたいで楽し。


そんな今日この頃。

うちの事務所の経理の誕生日会を、

ずっと行きたかった半蔵門のお洒落フレンチで開く。


彼女は2児の子持ちなので、

個室を取ってあげたら、想像以上の素敵な空間。


通常個室って、メインフロアと別空間で、

プライベートは保たれるのだが、ともすると、

静かすぎて、フロアの活気が羨ましくなることもある。


しかしここは、ガラスで仕切られ、フロアの雰囲気が画で楽しめながら、

音は遮断されてるという、実に素敵な作り。

しかも、皇居方面のきれいな夜景も見渡せるのがいい。

シェフは、以前「花の料理人」にも出ていただいた、山下シェフ。

ガニエールにも認められた天才。

僕と同い歳。


アミューズからいきなり楽しい。

バラ、パプリカ、春菊の3色のお豆腐。

木の匙でぺろりと。


前菜は……

フランス・ペリゴール産フォアグラと帆立貝の冷たいフラン。

フランとは、茶碗蒸しのようで、和な感じもあるが、

フォアグラと出会った瞬間、和を越える。

上に、コラーゲンボールのような茶色の塊。

これ、野菜のゼラチンで封じ込めたトリュフソース。

パチンとはじけて、ソースとなる。

添えられた2種のアスパラガスとともに楽しむ。


魚料理は……

黒むつのポワレを、シャンパンソースで。

いい感じでクタっとしたポワロー葱、

トリュフとピスタチオが添えられてる。


料理に合わせたグラスワインも美味し。


メインの肉は……

なんと山口県の萩産・天然記念物「見島牛」。

和牛のルーツと言われている貴重な品種。


まずはお肉の塊で見せてくれる。

ロース、霜降りがキレイ。

これがポワレされ、ペリグーディーヌソース(トリュフとフォアグラのソース)でいただくのだが、

なんとも柔らかく、野生味あふれる肉(写真)。

大きさも上品でいい。

たぶんこれ、「ゴチになります」でも出てた料理。


デセールは……

オレンジのグラスとナッツの入ったビスキュイショコラ。

オレンジのグラスってのは、みかんのコップじゃないよ(笑)。一応。

アイスね。

フレンチでは、氷菓のこと、グラスって言います。

ショコラオランジュのムースや

キャラメルとナッツのタルトが添えられてる。

食感と、香りと、甘さと、いいバランスで、

お腹一杯なのにペロリといける。


フロアには、料理関係の所蔵が。


やけに緊張してしまうフレンチって多いのだが、

ここは、ほどよい緊張感と、

アットホーム感のあるモダンフレンチだ。

そして、お財布に優しい値段も嬉しい限り。


合コン、デート、記念日。

いろんな場面で使えるな。



PS

NHK「仕事学のすすめ」で辻口さんをチェック。すごい勉強家。そうだったのか。そしていいこと言うなあ~。

名言の連続だった。来月、出ていただくトークショー(美食対談)が楽しみだ。


あ、あと、ルナレガーロ、おかげ様で、大好評、満員御礼だそうで、

フジテレビの方も、喜んでました。

行かれる方、ショップでパンフレットも買ってね、僕、出てますんで(笑)