鳥栄(上野) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

鳥栄(上野)

すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ-P1000230.jpg
「カノッサの屈辱」を、ケーブルTVで再放送していて、

以前録画したやつを見た。

「旅行」の回。

力学のパロディになっていて、

これまた、非常によく出来ている。

演出は、田中経一・杉本達。

改めて尊敬。


そんな今日この頃。


僕にとっての、死ぬまでに行きたい店リストがあるのだが、

新しいのが上に来るので、下にあるのほど古い。


6年ぐらい前からずっと底に埋もれていた店に行くことにした。

というのも、この日、久々に気温が上がるとの予想。

てことは予約が取りやすいはず。


電話すると、やっぱり取れた。

そして言われた。

「部屋が暑くなりますし、冷房ないのはご存知ですか?」

「はい、大丈夫です」


この店、上野の池之端にある、鶏鍋の老舗。

創業101年。

冬場は予約がとれない人気店。

ただ、エアコンがなく、炭火の熱で、真夏は蒸し風呂状態になるため、

夏場は比較的予約がとりやすい。


…と食通の知人から聞いていた。

行ってみた。

上野から少しはずれたラブホテル街の前に、

風情ある一戸建て。

このギャップが、またいい。


旅館のような入口。

玄関を開けると、階段で二階へ。


座敷の部屋が3部屋ほどあり、

写真のような座卓と炭があり、ここに鍋が乗る。


恐らく数種類の鶏。

もも肉と、胸肉、そしてモツ。

ネギと豆腐とともに出汁に並べ、

真っ赤になった炭火でゆっくり火を入れていく。


確かに部屋の中は、この炭の熱で暑い。

しかし蒸し風呂なんかではなく、

窓からそよぐ風が、むしろ心地いい。

すだれも風情があり、

なんだか、伊豆の温泉にでもいる感じでいい。


胸肉、もも。

サクッと歯が入り、今まで食べてきた鶏とは全然違う食感、

旨味。

おろし醤油でいただく辺りは、鷹匠壽と同じだ。

江戸の食文化なのだろうか。


鶏を2皿いただいたら、

名物つくねの登場。

タネは、すごくクリーミーに仕事がしてあり、

けっこう卵が溶かしこんであるようで、きれいな黄色。

これを丸く団子にして、鍋に並べる。


硬くなるまで火を入れ、いただく。

ゴリゴリした食感はあまりなく、ふわふわ。

雑味のない、つくね。


〆は鶏の出汁が溶けだしたスープを

ご飯にかける、スープご飯。

ばくばく何杯もいけてしまう。


歴史を感じられる、実に風情あるお店。

デート、家族、接待にお薦めだ。



★お知らせ★

▼次回CHEF-1ナイト は、6月29日(火曜)。史上初のとれたて野菜祭り。

スターシェフの日常が読めるメルマガ「CHEF-1新聞」スタート。

詳しくはhttp://www.chef-1.com

雑誌「美STORY」にCHEF-1が掲載。WEB版 にも。

CHEF-1最新情報ツイッター。https://twitter.com/chef1night


ドコモ携帯BeeTV にて新番組配信中!「絶対に浮気がバレない最強テクニック」

婚活ABeeC大事典 」では、幸せな結婚が出来るウラ技を伝授!


▼すずきBのtwitter(ツイッター)は https://twitter.com/suzuki_b