もつ処 鶴見(白金) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

もつ処 鶴見(白金)

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「NONFIX」、上京物語を見た。

昨年春、田舎の高校を卒業し、東京に出て来た若者たちを

1年追いかけたドキュメント。

バスガイドの夢を追いかける女子の物語に涙しそうになった。


僕が上京したばかりの夏にバイトした、

有楽町のビアホール、「ニュートーキョー」の思い出がオーバーラップする。

そこは、なぜか僕以外みんな青森から集団就職でやって来た若者で、

僕だけフロムA見て来たので、かなり浮いていた(笑)。

みんな芦花公園の社員寮に住んでて、

なんだか兄弟のように支え合って働いていた。

「いまだに集団就職なんかあるんだ」と驚いたもんだ。


そんな今日この頃。

以前もブログで書いたお気に入りのホルモン焼き屋さん、

「鶴見」といえば、ホルモニストの間では超有名。

あのヤザワミートの系列で、ホルモンの鮮度、タレの美味さが

別格。

ここ、いつからかランチもやっていたので寄ってみる。


メニューは1つ、「もつ丼」のみ!

潔い。自信の証。

牛と豚の小腸を、鶴見特製のタレでからめて焼き、

いい感じの焦げ具合でご飯に乗って出てくる。

上にはあさつきと、ごまが振りかけられていて、

お好みで、ニンニクチップや、紅ショウガを添える。

驚きなのはコプチャンの脂の乗りと、焼き具合。

ホルモンは焼きが足りないと生っぽくてマズイし、

焼きすぎるとせっかくの旨味である脂が落ちてしまう。


夜は炭火で自分で焼くスタイルだが、

ランチだと厨房で焼いて丼に乗せるので、

その焼き具合はお店任せ。

でも逆に言うと、プロの焼き具合なのである。

これが絶妙、完璧。

牛はジンワリトロり、豚はコリコリといい食感。

タレがこの上なく美味い。

系列店、焼肉ジャンボ系の美味いつけダレを、

もつ丼用に微調整した特別のタレらしい。


丼ものというと、終盤、

ご飯がちょっと余る、お肉がちょっと余る、っていう現象が起こりがち。

しかしここは、そのバランスも絶妙。

肉も多過ぎず、少なすぎず、食べ終わったときに

キレイにどんぶりが空になっていた。

これぞ丼モノの黄金比なのだ。


恐らく、何度も店員さんたちで、そのバランスを

シミュレーションしているに違いない。

卵スープで口の中もすっきり。


お客は男ばかりだが、

これこそ肉食女子にぜひ試してほしいランチだな。




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