ルナレガーロ(日比谷シャンテ)
「ルナレガーロ 」のゲネプロへ行って来た。
このイベントは、フジテレビとCHEF-1 とのコラボによって生まれた、
史上初のサーカス&レストランシアター。
僕は、このイベントの料理プロデュースで
少しだけお手伝いさせていただいている。
去年のいつ頃だったかな、
CHEF-1ナイトにお客としていらっしゃっていたフジテレビ事業部の方から、
この件をオファーいただいて…
「CHEF-1」を一緒にやってる田中経一さんや、
落合シェフらと、どんなシェフにしようか、どんなメニューにしようか、
シェフ候補をリストアップし、交渉し、素晴らしい12名が決まり…
試食会を何度も重ね…
落合シェフの人脈や、統率力には脱帽だった…
あれから数カ月。
会場に入ってみると、なんだか感慨深いものがあるなあ。
厨房ものぞかせてもらったが、へえ、すげえ、の連続。
仮設テントなのに、完全にホテルの厨房がそこにあった。
そして、川端アナウンサーのMCで開演、
VTRに唐沢寿明さんが登場。
すごくワクワクする。
最初の料理が一気に運ばれる。
1皿目は、「スーツァンレストラン陳」菰田シェフの、
蒸し鶏の料理。
さすがこもちゃん。
見た目にも美しく、黒酢とチリ、2色のソースも完璧。
菰田さんワールド満載。
ドリンクは、入口で買ったコインで購入。
まずはシャンパンと合わせてみる。
ソースのピリ辛とも鶏とも合う。
蒸し鶏を切ると、中からオモチャ箱をひっくり返したように溢れ出る魚介や野菜のゼリー寄せも、
なんとも楽しい。
スタート料理として、やはりこれは正解だった。
数ヶ月前、僕らスタッフ&シェフで試食したあの料理が…
こうして400人に振る舞われてるのを俯瞰で見ると、実に感動的。
そして照明が暗くなり、
ナビゲーター唐沢さんの仕切りで、いよいよサーカスがスタート。
命懸けの生パフォーマンス。
終わると、また照明が明るくなり、
川端アナが。
次なる料理のアナウンスがあって、
皿が運ばれる。
2皿目は、イタリアン「リストランテヒロ」山田さんの焼きリゾット(写真)。
上にはフォアグラのムースや、トリュフが。
ソースは、トマトと空豆、パルメザン。
妖艶な風味。
我らが親方、ヒロさんらしい一皿だ。
さらに、鉄人ムッシュ坂井の子牛のタンとバラ肉の赤ワイン煮込みが。
デザートには、ポタジエ柿沢シェフの 野菜で作ったスイーツが。
僕のような食いしん坊にとっては、
「早く食べたい、早く次の料理…」というヨダレタイムを、
いい感じでサーカスでつないでくれる、
なんとも楽しいレストラン。
終わって、シェフやスタッフと握手。
皆さん大満足。
ルナレガーロとは、「月からの贈り物」という意味。
僕にとっても、なんだか遅めの誕生日プレゼントをいただいたような嬉しさだった。
なんてね(笑)
PS
ちなみに……
ルナレガーロは、4人ずつ、3期にわたって、
プロデュース担当シェフが変わります。
第3シーズンはトシヨロイヅカの鎧塚さんも登場。
その奥さま、川島なお美さんが、
ブログ でルナレガの感想を書いてくれてますので、どうぞ。