タケハーナ（池ノ上）

「桑田佳祐の音楽寅さん」という番組に携わっている。

その関係もあり、桑田さん出演の夏フェス へ。

スペースシャワーTVが主催する巨大野外ライブイベント。

「寅さん」一緒にやってる先輩作家さんたちと一緒にクルマで山中湖へ。

去年の日産スタジアムも雨だったが、桑田さんは雨男と言われる。

この日も、すっかり止んだはずの雨が、

桑田さんが１曲目を歌い始めた瞬間、パラパラと…。

しかもほどよい小雨。

なんだか神がかった演出のようで、鳥肌。

素晴らしいナンバーが１０曲ほど…

サザンのバラードは、いつも泣きそうになる。

最後の花火も感動的だった。

８月の最後に、いい夏の想い出になったな～

そんな今日この頃。

近所で、最近、いいゴハン屋さんを見つけた。

東京キュイジーヌ「タケハーナ」。

淡島の交差点近くの、セブンイレブンの脇を入ったところに、

ひっそりと構えている。

カウンターもあって女性の一人めしもいる。

奥には団体や家族向けのテーブル席。

しかし、カウンターには、デートしてるカップルがいたり、

職場の愚痴で盛り上がる雑誌編集部の女子2人などもいて、

決して地域密着系のゆるい店ではない。

メニューが面白い。

「半熟味付卵 withひじきのぺペロンチーニ」。

味付けはまさにぺペロンチー二だが、

ひじきとレンズ豆のねっとりした旨味が混ざり合い、

新たな風味に。

自家製パンが異常に美味いのだが、これをつけても

さらに美味し。

酒が進む。

他にも、こんにゃくフリットとか、

サバみりんぼしのサラダとか、

カシューナッツ煮込みとか、

メニューからは想像できない料理がいろいろある。

全てがこの店ならではの創作料理。

中でも感動したのが、写真の東京チャーハン。

だいたい東京チャーハンって何？と思う。

出てきて食べてみると、水分多めのリゾット系チャーハン。

うっすら醤油味。

具は、紅ショウガ、豚肉、桜エビ、ネギなど。

なぜ東京チャーハンか、聞いてみた。

答えは、もんじゃ焼きっぽいから。

確かに。

もんじゃのウェット感もあるし、

口の中で、どことなくもんじゃを彷彿とさせる風味。

東京下町の味、ってことで、東京チャーハン。

それにしても、近所に、こんな優れた店があるとは知らず。

うれしくて翌日のランチも行ってみたが、

これまたカレーが絶妙に美味かった。

しばらくハマりそうだ。