松下(早稲田) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

松下(早稲田)

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うちの事務所の若手女子社員が、
最近、料理に目覚めた。
食べるほうは前からだが、今は、作るほう。

最近、事務所のキッチンに、よく立っている。
キッチンの入口に「グストー」って書いた看板まで掲げてる。
(「レミーのおいしいレストラン」のレストラン名)

先日は、トマトリゾットを作ってくれた。
トマトの湯むきを、やたらやりたい年頃らしい。

で、欲しい本があるっていうんでアマゾンで購入。
「プチシェフのためのフレンチレシピ」。
何やら、ホテル・リッツの、
リッツ・エスコフィエ料理学校が開いてる子供料理教室のレシピを
翻訳したものらしく、絵本のようで、かわいいらしい。
女子って、こういうの好きだな。

そんな今日この頃。

その女子社員を連れ、ご飯へ。
彼女がうちの事務所に入って間もないころ、5年前とかかな、
よく通ってた店にしてみた。

それがここ、日本料理「松下」。
「重よし」で修業された、松下さん(長野出身)の店。

日本料理というと、
敷居が高い感じがあるが、
ここは、〆にオムライスがあったり、
子連れOKだったり、実にアットホーム。

5年ぶりの訪問。
ご主人も奥様も、お元気そう。
僕らのこと、ちゃんと覚えててくれ、
何だか嬉しい。

そう、久々にお店を訪れると、
「あれ、なんで前はあんなに感動してたんだろ」
って思うことが多々ある。

それは、お店の質が落ちて、とかでなく、
舌が肥えて、とかでもなく、
恐らく、僕が新しもん好きだからだと思うのだが。

なのだが、松下、やっぱいい。
やっぱ美味い。
というか、なんでずっと、来ずにいたんんだろ、
って感じ。

最初のビールを飲む前に、
「まずは七草がゆをどうぞ」って、
ちょこっと出てきたり、
ビールとともに、いい感じのアテになるシラス天ぷらが出てきたり、
このタイミングで、これがあるといいなが出てきて、
とにかく間がいいんだよな。

写真の、海老しんじょのお吸い物も、
赤座海老を使っていて、海老のうま味がグッとくる。

とくに真鯛のあら煮、最高だった。
目玉の裏のゼラチン質、うめえ。
大吟醸「黒龍」が進む。
(フルーティーでバナナのような香り、透明感)。

〆の蕎麦、そして鯛めし。
心温まる料理ばかりで、なごむ。



PS
さっき、例の「プチシェフのための…」って本が届いた。
さすが、かなりよく出来ている。
しかし学研さん、あの漢字、全てフリガナ振ってほしかった。
膨大な量の漢字、僕がフリガナ振ることに。
いつ終わることやら(笑)