扉温泉・明神館(長野) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

扉温泉・明神館(長野)

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新年あけまして、おめでとうございます。
今年も、宜しくお願いします。
大晦日は、フジテレビの湾岸スタジオで、
「FNS2008年クイズ」生放送に立会い、
中華の菰田シェフや、パティシエ辻口さん、柿沢さんなど、
公私共にお世話になってるシェフたちと過ごしました。

ツマミ食いしながら(笑)。

「スーツァンレストラン陳」(中華)
「どれ味」(お好み焼)
「松玄」(そば)
「久兵衛」(鮨)
「游玄亭」(焼肉)
「モンサンクレール」(スイーツ)
「ポタジエ」(野菜スイーツ)

いろんな人に、「この大晦日に、こんな名店、よく来てくれたね」
と言われ、うれしかったな。

ホント、年越しの多忙な中、ご協力いただいたお店の皆さん、
ありがとうございました。

ということで、2008年~2009年の年越しの瞬間は、
番組終わりの打ち上げ会場でした(笑)。

さて。
昨年行った、長野の温泉について、
書き忘れていたので書いておく。

「ルレ・エ・シャトー」をご存知ですか?
フランスに本部がある、ま、ホテルや旅館の「ミシュラン」みたいなもの。

京都「俵屋」とか、「強羅花壇」、「蓬莱」などの、
名旅館が名を連ねる。

それに、このほど選ばれた温泉が、長野県にただ1つある。
扉(とびら)温泉という、松本市から程近い場所にある、
山の中の温泉。

山の中をくねくね進み、
こんな場所にあるの?っていうところに、突然、
マントをしたボーイさんが立っていて、ここだ、と気づく。
それぐらい、山の中に溶け込んでる鄙びた温泉旅館。

決して派手さとか豪華さはないが、
なんだか味わいある入り口を抜け、
年季が入ったエレベータで部屋へ。

今回、和洋の部屋を選んだのだが、
手前、小奇麗な和室の向こうに、大正ロマン風情の洋室。
そこに大きな窓があって目の前に山の木立ちがそびえる。

洋室には、暖炉があり、
ちょっとしたバーカウンターも。

この暖炉の中の木、薪のように見えて、実はセラミック、
熱を持つと赤くなるのだが、燃えないので取り替え不要。
煙も出ず。

薪がパチパチはじける風情はないが、見た目にも
暖を取るにも、とってもよく出来てる。

浴衣に着替え、館内に4つある温泉を順番にめぐる。
大浴場は、まあ、普通。
しかし、立ち湯と呼ばれる、新しい目のお風呂に感動。

その名の通り、立って入れる、深い湯船で、
ピクチャーウインドウ状態の、広い窓があって、
山の大自然が望めるのだが、このガラス、
結露もなくて、なんでこんなにキレイなんだろ、
と思って近づくと、
実はこの窓に、ガラスがない。

窓がありそうでない、この作りが、実に開放感あって、良い。
曇らないのもいいが、窓際に行くと、
ツーンと冷たい風に触れられ、
顔はヒンヤリ、体はポカポカ、なんとも気持ちがいい。

さらに寝て入る寝湯も楽しい。
で、もう1つ、玄関方面にある露天風呂は、なんと「混浴」だという!

それを聞いてから、恐らく僕と同じく「CREA」(女性誌)を見て
来たであろうOLたちと、廊下ですれ違うだけでドキドキ。

何となく身なりを整え、
下半身の状態も確認し(なんだそれ)、
満を持して混浴へ。

が……
誰ひとり客いねえし。
あはは。

夕食は、ご飯を食べる個室が用意されていて、
担当の仲居さんが、あれこれお世話してくれる。
料理は、地のものを使った実に上品な会席。

が、夜食用に、部屋にいなりずしが用意されていて、
夜中2時、小腹が減った頃たべたこれが、やたら美味くて…
飲んだあとのラーメンのような(笑)。

翌日、旅館の人が、あいてる部屋を見せてくれたのだが、
洋室のジャグジー付きの部屋、
あれはかなりいい感じだ。

今度行くときはあっちの部屋がいいかも。

……ってことで、昨年、年末行った、温泉情報でした。
今日は、これから、長野で、
アンビアンス大平シェフと、ラーメン食べに行きま~す。


では、皆々様、
今年も宜しくお願いします。


すずきB
(1月2日、長野県某所にて)