幸楽(浜松)
せっかく帰省したので、
いろんな場所に行きたくなった。
まずは、春華堂「うなぎパイ工場」の見学。
向かう途中、子供の頃、夢中になった、ブルーインパルスが上空に。
たまたま北基地で、エアフェスタをやっていて。
うなぎパイ工場、予約制だが、ガイドつきで案内してもらえた。
工場で働く人は、男女とも、腕の毛を完全に剃ってるんだって。
あと、朝シャンして出勤、が規則なんだって。
施設内に、おしゃれなカフェもあり、
うなぎパイのミルフィーイ仕立てや、
団子などを食べる。
お茶スカッシュも、なかなか(笑)
売店で、うなぎパイVSOPや、ナッツ入りなどを買いこんで、
浜松駅方面へ。
駅前は歩行者天国で、物産展をやっていた。
三ケ日みかん購入。
やっぱ美味い。
ご飯、何にしようか。
夕方5時、この時間なら、あの店に入れる。
そう、伝説のとんかつ屋。
幸楽。
路地裏の小さな店ながら、あの「イシバシ・レシピ」にも2度出演。
東京から、食通たちが足しげく通う。
何年ぶりだろう。
あのご主人に、また会いたくなった。
うちの女性社員を二人連れ、
ガラガラっと戸をあけると、すでに男性客が3人ほど。
入口あたりに座り、メニューを広げる。
「ビールと、ロースかつ定食の竹と……」
と注文していると、
「Bさん!」
背中で僕を呼ぶ声。
振り返ると、
ハウフルスの食いしん坊AP、佐藤ブーくん。
(100キロ超級の元ラガーマン)
「あれ? こっちが実家じゃないよね?」
なんと遅い夏休みをとり、
一人でグルメツアーしてるという。
ついさっき、駅前「八百徳」でうなぎを食べ、
今、とんかつを食べに来て、
また美味いもん食べに出るっていうからすごい。
東京の知人と、地元で遭遇すると、なんだか不思議。
で、とんかつである。
豚は、中伊豆の特別契約農場から仕入れた黒豚。
包丁で細かい仕事を入れてる。
中心が、まだピンク色の、レアな揚げ方。
衣はサクッとして、
肉は柔らかく、脂身多め、筋切りの粗さが逆に僕は好き。
噛めば豚独特のうま味と甘みが香り立つ。
何もつけず、
さらに塩をかけて……
なめこの赤だしと、ご飯と。
めちゃくちゃ美味い。
かなりの頑固おやじ、って印象のご主人だが、
話すと優しいおじさん。
浜松ってとこは、昔から工業の町だから、
料理人の育たない街らしい。
そんな中、あそこは良い!って店あります?
って聞いてみた。
すると。
割烹、「勢呂久」(ぜえろく)。
ここはいいらしい。
いろんな人が、ここは薦めていたが、
このご主人も。
あと、三島の鰻屋「桜屋」。
それから、長野、飯田市の「いさみ寿司」。
今度行ってみよっ。
PS
先日の SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS
「来栖けい×すずきBトークショー」に参加してくれた皆さん、
「来栖けい×すずきBトークショー」に参加してくれた皆さん、
ありがとうございました。
そして、温かいメッセージを多数いただき、感激しております。
今後の励みにしたいと思います。