大宝(三の橋)
「会えない時間が、愛そだてるのさ」
って郷ひろみの歌があったが、
ほんと、会いたくても会えない時間は、
より会ったときの感動を強めてくれる、
ってことと同じことが、食べ物にも言える。
「大宝」のタンメンである。
とある会議で「大宝」のタンメンがいかに美味いかが話題となり、
最近、ご無沙汰してた僕は、
ものすごく、大宝のタンメンが食べたくなった。
あの、強めの塩味の、なんとも言えない味が…
しかし、このブログでも書いたように、
しかし、このブログでも書いたように、
行けば休みだったり、
準備中だったり。
もう終わってたり…。
そして代わりに食べた他の店のタンメンに愕然とし、
ここのところ、頭の中がずっと「大宝」タンメン状態(笑)
そして先日、やっと電話がつながり、
やっと行けた。
言い方は悪いが、薄汚れた中華屋。
タンメンと、餃子とビールを注文。
座ったのは、
ご主人が中華鍋をふるう目の前のカウンター。
まずは餃子で、ビールをぐびぐび。
この餃子、ウマすぎ。
王将から名店中華まで、
あらゆる店で餃子を食べているが、
ここのは群を抜いてる。
何がえらいって、まず、皮に対するあん(中身の具)の量、
そのバランスが最強。
餃子の真ん中のあたりで噛みちぎったとき、
皮がほつれることなく、きれいに切れる。
これが、ナイスバランスの証拠。
そして、焼き加減。
外はパリパリで中はジューシー。
野菜の旨味と肉汁がしっかり皮で閉じ込められていて、
噛むと汁があふれるのだが、その汁が美味い。
少しショウガが効いてるのが癖になる。
酢醤油なんてつけなくていい餃子。
そんな餃子を堪能しつつ、
目の前でご主人が中華鍋をふるい、
野菜を炒め、
ニラを投入し、鶏スープやら調味料やらを入れて、
最後は少し茹でて完成。
その間、奥さん?が横で、麺をゆでていて、
最後、スープの味見は、この女性もする、
なんだかコンビ芸のようで、見てて楽しい。
やっと会えたひとを前にしたかのように、
タンメンをしばし見つめ、
深呼吸してからスープをすすり、
野菜と麺をからめてズルッとすする。
そうそう、この味。
リストランテヒロのヒロさんが日本一の塩ラーメン、っていうほど、
スープが美味いのはもちろん、
黄色くて太めの卵麺が、
いい感じでこのスープをまとい、
そして、ほどよく豚&もやし、
キャベツなどの野菜と口の中で絡み合う。
ビールのつまみとしても合う。
それぐらいショッパめなのだが、癖になる。
この店、
おそらく、一生「ミシュランガイド」の星を取ることはないんだろな。
そしてご主人も、それを望んでいないだろう。
「ミシュランって何?」って感じ。
だが世の中には、こんな、星の影にかくれた、
庶民的な名店も存在するのである。
しかし驚いたことに、
この店のご主人のTシャツを見ると…
★お知らせ★
近日、都内某所で開かれる、料理人の夏フェス。
参加シェフ情報。
賛否両論、タツヤカワゴエ、山田チカラ、
MIST、ahill、KEIZO、龍圓、食幹、かのふ、
マノワに加え
さらに、あのダルマット、メゾンドスリジェ、バルカ、
スーツァンレストラン陳、ベットラオチアイ、
園山、青家、ピューターズほか、
計30人近く来てくれる予定です。
(博多から麺劇場・玄瑛・入江さんも来る予定)
■会費:1人6千円(飲み放題・食べ放題。半立食形式)
興味ある方は、
参加シェフ情報。
賛否両論、タツヤカワゴエ、山田チカラ、
MIST、ahill、KEIZO、龍圓、食幹、かのふ、
マノワに加え
さらに、あのダルマット、メゾンドスリジェ、バルカ、
スーツァンレストラン陳、ベットラオチアイ、
園山、青家、ピューターズほか、
計30人近く来てくれる予定です。
(博多から麺劇場・玄瑛・入江さんも来る予定)
■会費:1人6千円(飲み放題・食べ放題。半立食形式)
興味ある方は、
アメブロからメールするか、
ミクシーのUMinersコミュからお申し込みを。